第61回日本植物生理学会年会は、2020年3月16日から3日間大阪大学吹田キャンパスにおいて開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症への対応のため、現地開催を中止いたしました。ただし、講演要旨の公開をもって第61回日本植物生理学会大阪年会は成立し、学会発表が行われたものといたしました。中止に至る経緯についてはすでに学会通信にて報告した通りですが、会員のみなさまにおかれては、成果の発表、交流の機会がなくなりましたこと、断腸の思いでしたが、会員はじめ参加予定の方々のご理解を賜りましたこと、お礼申し上げます。

その後、2020年12月12日に大阪年会のサテライトシンポジウムならびに学会賞・奨励賞・PCP論文賞の受賞講演をzoom webinarにて開催いたしました。サテライトシンポジウムには227名、受賞講演には121名参加いただきました。コロナ禍を契機に、今後、年会の形式もハイブリッドを含め大きく様変わりするものと思われますが、そのメリットを生かした新しい形式になることを期待いたします。

最後になりますが、さまざまな御対応・ご協力いただきました会員はじめ皆さまに重ねて御礼申し上げます。


第61回日本植物生理学会年会
年会実行委員長 村中俊哉

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