新型コロナウイルス感染症への対応について
※第61回日本植物生理学会大阪年会は中止します

先週末に学会ホームページ上で、「2月26日までには、緊急事態発生時における年会開催についての学会ガイドラインに基づいたキャンセルポリシーを策定し、3月5日までには学会としての対応を会員の皆さまにお知らせしたいと思います。」
とお伝えしましたが、事態が日々変化していることから、植物生理学会緊急事態対応委員会では、年会委員会と協議し、理事会の了承の下、2月26日付けで下記を決定いたしました。


● 第61回日本植物生理学会大阪年会については、関連する全ての委員会、関連集会等、ならびに懇親会も含めて、実地での開催を中止とします。
 ただし、各発表については、下記ポリシーに従い、講演要旨の公開をもって第61回日本植物生理学会大阪年会は成立し、学会発表が行われたものとします。


第61回日本植物生理学会大阪年会における演題と参加費のポリシーは以下とします。

1)事前参加登録し、年会参加費を支払った会員は、講演要旨に記載された研究成果を、本年会で発表したものとします。
2)シンポジウムでの招待講演者については、講演要旨に記載された研究成果を、本年会で発表したものとします。
3)事前参加登録により支払われた年会参加費は、開催準備等に要した経費に充当することとし、返金しません。
4)登録された演題のうち、発表者が年会参加費を予定されている大会期日終了日(令和2年3月21日)までに支払わなかった場合、要旨を削除し、たとえプログラムに記載されていたとしても、発表したものとはしません。
5)海外からの参加者で、発表当日年会会場にて支払うことを事前に事務局に伝えていた者については、予定されている年会期日終了日までに年会参加費を支払った場合に、本年会で発表したものとします。
6)懇親会費は返却いたします。
以上


一般社団法人 日本植物生理学会・緊急事態対応委員会
第61回日本植物生理学会大阪年会委員会


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日本植物生理学会では、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症発生を受け、2月初旬より、様々な可能性を見越したケーススタディをしてまいりました。

その後、新型コロナウイルスへの対応として、第一報を2月18日に、大会HP、twitterで、また、第二報を2月21日に、学会HP、twitterでお知らせいたしました。しかし、この数日の国内外の社会情勢の急転換などから、緊急事態対応委員会と年会委員会は、第61回日本植物生理学会大阪年会の中止はやむを得ないとの結論に至ったことをお知らせさせて頂きます。

日本植物生理学会にとって、年に一度の年会は、お互いの研究内容を議論し、切磋琢磨する重要な機会ですが、会員の皆さまの健康と安全を危険にさらすリスクの最小化に代えることはできません。

大阪年会での発表のために研究に邁進されてこられた会員の皆さま、これまで2年以上に渡って大阪年会の開催に向けて準備を進めてこられた年会関係者の皆さまのご尽力を考えると断腸の思いではありますが、今回の決定にご理解を賜りますようお願い申し上げます。

植物生理学会としては、要旨の公開をもって年会の開催とさせて頂きますが、その他の詳細につきましては、改めて皆さまにご連絡させて頂きます。


令和2年2月26日
第61回日本植物生理学会年会・年会委員長 村中俊哉
(一社)日本植物生理学会・会長 三村徹郎


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