第64回日本植物生理学会年会を東北大学川内キャンパスでの現地開催とオンライン配信とのハイブリッド方式で開催しました。ハイブリッド大会は植物生理学会としては初の試みである上に、現地開催は第60回の名古屋年会以来4大会ぶりということでしたので、不安を抱えながらの準備でした。しかし、ありがたいことに1,000人を超える現地会場での参加と約400人のオンライン参加があり、一般口頭発表、一般ポスター発表、シンポジウム、高校生発表、各種セミナー等が活発に行われました。新型コロナウイルス感染症の流行も落ち着きを見せていたことから懇親会も開催することができ、大勢の皆様にご参加いただいて旧交を温める絶好の機会となりました。仙台年会の経験を今後の植物生理学会年会の開催に生かしていただければ幸いです。仙台年会にご参加いただきました皆様、開催に際してご尽力いただいたすべての皆様に心から感謝いたします。
第64回日本植物生理学会年会
年会委員長 経塚淳子