一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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育ちかたのちがいについて

質問者:   小学生   ひかり
登録番号4733   登録日:2020-05-19
ホウセンカの種を植えました。ビニールポットに2個と、花壇に10個くらいです。同じ日に、同じ土を使いました。ポットは花壇横に置いて、同じように水やりもしました。3週間位たったのですが、ポットの方が育ちが遅く、まだ小さいです。
花壇とポットで成長が違うようになった理由は何かありますか?
ひかり さん

ご質問をありがとうございます。

植物が日ごとに育って行くのを見るのは楽しみですね。
花壇の10本ほどのホウセンカはほぼ同じように育っていますか。ビニールポットにまいた種子と花壇にまいた種子に大きなちがいがなかったのであれば、植物が育っている環境にちがいがあることになります。植物の成長には、適当な量の水分、昼間の適当な強さの光、適当な温度など、いくつかの条件が必要です。同じ土を使い、同じように水やりをしたとしても、ポットと花壇では水はけの早さや温度の変化にちがいがあることが考えらえます。もしかしたら、ポットの方が、水はけが早く、昼夜の温度変化が大きいかも知れません。そのよう小さな条件のちがいが成長のちがいを生んだのかも知れません。この考えが正しいかどうかを確かめるにはどうすればよいでしょうかね。ところで、ホウセンカは乾燥に強い植物ですか。




佐藤 公行(JSPPサイエンスアドバイザー)
回答日:2020-05-22
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