ご挨拶

第63回 日本植物生理学会年会(つくば年会)は,つくば国際会議場で実地開催を予定して準備を進めてまいりましたが,新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないため,残念ながら実地開催はとりやめ,オンライン開催に変更致します.つくばで皆様にお会いできないのは大変残念ですが,ご理解をいただきますようお願い致します.松江年会に倣い,システムや経験等を参考にさせていただきながら,オンライン開催の準備を進めてまいります.多数の皆様のご参加を年会委員一同,心よりお待ちしております.

(2021年10月7日)



第63回日本植物生理学会年会を2022年3月22日(火)~24日(木)に茨城県つくば市の「つくば国際会議場」で実地開催する計画を立てましたので皆様にご案内させていただきます。最終日の午後には、中高生の研究発表に加え、つくば国際会議場主催の「つくばScience Edge」(中高生国際科学アイデアコンテスト)も開催される予定です。

つくばでの日本植物生理学会年会は、2006年3月に筑波大学キャンパスにおいて開催された第47回年会以来16年ぶりです。その前年に「つくばエクスプレス」が開通し、つくばが秋葉原と最短45分で結ばれるようになり、その後、沿線での宅地等の開発が進んで便利になりました。今回は前回と異なり、つくば国際会議場で開催しますが、つくばエクスプレス終点のつくば駅から会場まで徒歩8分です。会場の関係で、ポスター発表を多めに設定する予定です。筑波大学の教員をはじめ、近隣の研究機関の研究者からなる年会委員会を構成し、準備を進めているところです。

2020年3月に開催予定だった前々回の第61回の大阪年会は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け、中止との苦渋の決断がなされました。しかし、講演要旨の公開をもって発表が行われたとみなすことにより、各会員の発表実績を確保することができました。前回の2021年3月開催の第62回の松江年会は関係各位のご努力のおかげでオンライン開催され、大きな成功を収めて新たな年会の在り方が示されたところです。

2021年夏には東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されているものの、新型コロナウイルス変異株の感染拡大やワクチン接種の進展等、未だ先が見通せない状況ですが、何とか実地での開催を果たしたいと考えております。年会の最大の意義は、最新の研究成果を発表して他の研究者とディスカッションすることによりお互いの研究を進展させることにありますが、発表の合間や休憩室、懇親会の場における情報交換や交流も、将来に向けて研究の思わぬ発展に繋がります。つくば年会が予定通り実地開催となれば、2019年3月の第60回の名古屋年会から実に3年ぶりに皆さんと顔を合わせることになります。多数の皆様のご参加を年会委員一同、心よりお待ちしております。


第63回日本植物生理学会年会
年会委員長 佐藤忍

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新学術領域研究「植物新種誕生の原理」