微生物生態学会-植物生理学会共催シンポジウム「植物微生物研究で共創する未来」開催

開催日時

2019年9月11日(水) 13:00-15:00

開催場所

山梨大学 甲府キャンパス

内容

コンビーナー:菅野学(産総研)・市橋泰範(理研)



プログラム (案)(敬称略) 

13:00 - 13:10

 菅野学: 趣旨説明

13:10 - 13:35 セクション1 「微生物生態学」 講演

 原新太郎(東北大) 「植物組織に棲む微生物群集の構造・機能を解析する:植物微生物“ならでは”の課題と研究例」



 東樹宏和(京都大) 「複雑微生物叢を設計・制御する: 「コア微生物叢」の組み立て」

13:35 - 13:50 セクション1 「微生物生態学」 Q&A, Discussion

13:50 - 14:40 セクション2 「植物科学、情報学」 講演

 中野トーマス亮平(MaxPlank) 「Synthetic community (SynCom) を用いた植物ーマイクロバイオータ相互作用の分子生物学的解析」

 清水将文(岐阜大)、別役重之(筑波大) 「植物のマーカー遺伝子群と可視化技術を活用した有用植物共生微生物の機能解析および高効率スクリーニング法の開発」

 鈴木健大(理研) 「微生物叢データ解析の新展開: 代替安定性の地図化とその応用可能性」

 市橋泰範(理研): 「日本らしい植物微生物学」

14:40 - 15:00 セクション2 「植物科学、情報学」 Q&A, Discussion

15:00 クロージング



概要:

微生物生態学分野において、分離培養に依存しない環境DNA解析技術の進展により、古くから活発に研究されている菌根菌や根粒菌、植物病原菌のみならず、植物体や周辺環境には多種多様な微生物が存在して植物の形質に影響を及ぼすことが明らかとなった。一方、植物生理学の分野においても、植物生物間相互作用は一大トピックとなり、これまで植物のみを対象としていた研究者にとっても、そこに棲息する微生物集団の情報は無視できないものとなっている。農耕地や自然生態系における植物と微生物の相互作用の包括的理解には、微生物学・植物科学・情報学等の多岐にわたる学問分野間の連携が求められるが、対象があまりに複雑かつ多様であるため、どのように切り込んでいくべきか統一した見解はなく、個別に研究連携が進められているのが現状である。本シンポジウムでは、植物生理学会と微生物生態学会が共催し、両学会の中堅若手を中心に連携の方向性の一例を示したい。特に、当該分野が長期的に発展するためのマイルストーンとして、実験系の基盤プラットフォームの開発が重要と考えており、その要素技術と検討課題、必要な取り組みについて議論する。

URL

https://www2.aeplan.co.jp/jsme2019/sympo.html

問い合わせ先

理化学研究所 バイオリソース研究センター
植物−微生物共生研究開発チーム