一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

第24回日本バイオイメージング学会学術集会

開催日時

2015年9月26日〜28日

開催場所

東京理科大学 葛飾キャンパス(東京都葛飾区新宿6丁目)

内容

☆若手(2012年度・2013年度奨励賞受賞者)企画シンポジウム

 「NO DIVISION, NO LIFE.~動物と植物の細胞分裂イメージング最前線~」

 オーガナイザー: 岡部 弘基(東京大・院・薬)、桧垣 匠(東京大・院・新領域)

細胞分裂は動植物を問わず生命の発生・維持にとって始原的意義を持つ基本的な生命現象である。本シンポジウムでは、イメージング技術を駆使する細胞分裂研究者4名が最新の研究成果を紹介する。多様な研究者が参加する本学術集会の性質を考慮し、動物分野と植物分野から2名ずつの演者を招聘する。全演題終了後に、簡単な総合討論の時間を設け、細胞分裂における動植物の多様性・共通性に関する知識の整理と議論を行う予定である。また、現在の細胞分裂イメージングの研究現場における技術的な問題点・限界を共有することで、イメージング技術開発に携わる研究者にとっても研究開発のモチベーションを与えられる機会としたい。



☆シンポジウム

 「第2の生体の窓~21世紀のバイオイメージングの窓~」

 オーガナイザー: 曽我 公平(東京理科大)、竹内 司(島津製作所)、横田 秀夫(理化学研究所)、岸本 英博(琉球大)1000 nmを超える近赤外波長域は「第2の生体の窓Second Biological Window(SBW)」として近年世界的に話題を呼んでいる。これにはこの波長域におけるカメラなどの光学デバイスや蛍光材料などのアイテムを包括するシステムの発達が密接に関係する。このシンポジウムでは、世界に先行して日本で発達しつつあるSBWにおけるイメージングにフォーカスし、日本がこの波長域において世界をリードする地位を獲得することをめざし、SBWにおけるバイオイメージングの現状と課題について議論する。



☆シンポジウム

 「感染症を見る」

 オーガナイザー: 鈴木 和男(帝京大)、加藤 有介(徳島大)

最近世界に脅威をもたらしているエボラ熱、インフルエンザなど感染症は、我々の免疫系・生体防御機能をくぐりぬけ、パンデミックとなったり重症化したりする。そして、感染微生物は、薬剤耐性を獲得してますます生体防御に対抗して感染拡大を示すため、その防御機能と薬剤耐性の機構解明が重要である。そうした感染症に対する機構解析には、分子・細胞レベルでの新しいイメージング手法が不可欠で、その最新アプローチを紹介する。

交通

金町駅(常磐線)、京成金町駅(京成線)から徒歩8分

主催者

日本バイオイメージング学会主催

URL

http://www.rs.tus.ac.jp/ambs15/index.html

問い合わせ先

第24回日本バイオイメージング学会学術集会事務局
TEL: 04-7122-9404 FAX: 04-7123-9767
E-mail: ambs15@rs.tus.ac.jp