一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

さきがけ「植物分子の機能と制御」領域 公開シンポジウム第2回
『植物の不思議な生き方』

開催日時

2024年10月12日(土) 13:00〜17:30

開催場所

京都三大学教養教育共同化施設「稲盛記念会館」102講義室

内容

2020年度にさきがけの研究領域として「植物分子の機能と制御(植物分子)」は発足しました。本研究領域は”植物分子”(植物由来化合物及びその関連遺伝子)を軸として、生体内及び生態系内の生命現象の解明と、その有効利用に資する基礎的知見の創出と革新技術の構築に向けた研究を推進しています。



モデル植物のみならず、多様な植物を対象としている本研究領域の中から、今回は「植物の不思議な生き方」という視点から「植物の奇妙な力」に焦点を当てた最新の研究成果を紹介します。菌を騙して寄生する植物から、植物と昆虫の共生・寄生を成立させる共通分子の作用、さらには人間が薬として利用する分子で身を護る植物について、3人の研究者が研究事例を発表します。



このシンポジウムは社会の様々な方々に植物の多彩な生き方の神秘に触れて、理解を深めていただくことを目的に企画したものです。年齢やバックグラウンドを問いませんので、中高生や大学生から教員、研究者、社会人、それにシニアの方々まで、皆様のご参加をお待ちしております。



【プログラム】

13:00-13:10 西谷和彦 神奈川大学 理学部(研究領域総括)

開会挨拶



13:10-14:10 末次健司 神戸大学 大学院理学研究科

「光合成をやめた植物のしたたかな生存戦略」



14:20-15:20 平野朋子 京都府立大学 大学院生命環境科学研究科

「操作された植物は昆虫を宿す」



15:30-16:30 山崎真巳 千葉大学 大学院薬学研究院

「薬で身を護る植物」



16:40-17:30 研究者との交流会



17:30 クロージング



【詳細】

https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/event/pmol_2024_sympo.pdf



【参加申込】

下記URLより10月11日(金)まで事前登録受付中、当日会場での参加受付も可能です。

https://form2.jst.go.jp/s/presto_pmol2024
 

交通

[JR京都駅、阪急烏丸駅から] 地下鉄烏丸線「北山」下車 1番出口から南へ徒歩5分
[京阪出町柳駅から] 市バス 1 「府立大学前」下車 徒歩5分
[JR二条駅から] 市バス206「府立大学前」下車 徒歩5分

問い合わせ先

さきがけ「植物分子」領域
presto-pmol@jst.go.jp