当財団は、「分子を中心に据えた生命現象のメカニズムの解明」を目指して研究活動に取り組んでいます。その活動に加えて、「有機化学、生化学、構造生物学、分子生物学等を基盤に、学際的視野のもとに生命科学の研究を遂行する大学院研究科における学びを支援し、将来、大学、研究機関等のアカデミアにおける研究職・教育職を志す人材を育成する」ことを目的として、大学院生にSUNBOR SCHOLARSHIP奨学金を支給しています。国内の大学院における理学、農学、工学、薬学、ならびに医学などの研究科を対象とします。ただし、臨床医学ならびに臨床薬学等、疾病の診断・治療や新薬の開発などを目的とする分野ならびに研究内容は選考の対象としません。



対象者：上記に類する研究科専攻に所属し、以下の条件に合致する大学院生を対象とします。



2022年春期に博士後期課程（博士課程）に進学希望もしくは在学中の大学院生。2022年秋期に博士後期課程（博士課程）進学を希望する者を含みます。



同一の研究室に所属する大学院生の採用は1名とし、かつ同一の研究室在籍者の連続的な採用は行いません。複数の応募があった場合、受け付けないので、応募にあたって研究室内での調整をお願いします。最近の奨学生の所属する研究科専攻をホームページトピックス欄に掲示しているので参照してください。



奨学金：2022年4月より、返済を要しない奨学金（月額60千円）を支給します。



支給期間：2022年4月1日付の学年に応じて、春期、秋期入学とも、2021年4月から2024年3月まで、返済を要しない奨学金（月額60千円）を最長3年間支給します。自己都合ないし大学院の個別の制度などによる支給期間の延長を認めません。なお、薬学研究科のように4年制の博士課程においても最長3年の支給期間とします。（例、春期入学の場合(4年制大学院においても次の例に準ずる)：2022.4.1付　D1：3年間、D2：2年間、D3：1年間。秋期入学の場合：2022.4.1付M2：3年間、D1：2年間、D2：1年間）



採用人数：　４名程度