学術誌PCP
Research Highlights:第1著者紹介
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2026 vol67 (8)
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芳村 那美
<div>芳村那美は博士課程の学生で、植物の休眠を制御する分子メカニズム、起源、および進化に関心を持っている。ゼニゴケを実験モデルとして用い、栄養繁殖器官の休眠に関する研究を行ってきた。特に、植物の陸上環境への適応と関連して、休眠を制御するメカニズムがいかに進化したのかという点に興味をもって研究を進めてきた。研究以外の時間には、音楽鑑賞やスポーツ観戦を楽しんでいる。</div>
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加藤 大貴
<div>加藤大貴 准教授は、愛媛大学の理工学研究科において、植物の発生と進化に関する研究に取り組んでいる。過去にはEMBO Long-term Fellowshipに採択されオランダのWageningen大学で研究に従事した。主にゼニゴケを実験モデルとして用い、オーキシン信号伝達の起源と進化について、分子遺伝学・情報生物学・生化学的手法を組み合わせて研究を進めてきた。現在もゼニゴケの発生制御に関する研究を継続しつつ、陸上植物全体における発生制御機構の進化を明らかにするため、非モデル植物であるシダ植物スギナにも研究対象を広げている。</div>
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川村 昇吾
<div> 専門は植物分子生物学およびバイオインフォマティクス。日本学術振興会(JSPS)特別研究員を経て、2023年に京都大学にて博士号を取得。主な研究実績として、ゼニゴケのゲノムデータベースMarpolBaseおよび発現データベースMarpolBase Expression (MBEX)の開発や、ゼニゴケにおけるジベレリン関連経路の解明などがある。また、遠赤色光応答や深層学習を用いた表現型解析に関する研究にも貢献している。現在は株式会社Preferred Networksの研究員・エンジニアとして、機械学習を活用しながらゼニゴケの研究も継続している。趣味は囲碁、ボードゲーム、そしてお酒を楽しむこと。</div>
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金澤 建彦
<div>金澤建彦は、基礎生物学研究所・細胞動態研究部門の助教として、植物細胞における膜交通とオルガネラ形成の研究に取り組んでいる。2017年に東京大学大学院理学系研究科で博士号を取得し、その後、基礎生物学研究所で研究を続けている。現在は、ゼニゴケをモデル植物として、進化的に保存された膜交通システムがどのように利用され、油体のような系統特異的オルガネラの形成や機能の獲得につながったのかを明らかにすることを目指している。特に、植物細胞の膜交通、オルガネラ形成、特殊代謝産物の蓄積機構とその進化に関心をもっている。シュライデンとシュワンによって細胞説が提唱された19世紀前半は、ショパンやリストが活躍した時代でもあり、その時代に思いを馳せながらピアノを楽しんでいる。</div>
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西井 裕一
<div>西井裕一氏は、サーモスペルミンが制御する植物の木部分化の仕組みを分子遺伝学的手法を用いて研究し、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科で博士号を取得した。卒業後は、科学捜査研究所に入所し、生物学的知識を活かして犯罪捜査を支援している。将来的には、植物科学の研究経験を生かし、forensic botany(法植物学)の分野で、画期的な解析手法の確立を目指している。</div>
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