学術誌PCP
植物から単離されるジベンジルブチロラクトンリグナン(DBL)は通常左旋性であるが、様々な薬用植物や観賞用植物を含むジンチョウゲ科の植物から単離されたDBLは特徴的に右旋性である。しかし、この右旋性DBLの生成における立体化学制御機構は従来全く不明であった。本号において、 TutihashiらはDBL生成に関わる二つの酵素—ピノレジノール/ラリシレジノールレダクターゼとセコイソラリシレジノールデヒドロゲナーゼ—の基質のエナンチオマーに関する選択性が、ジンチョウゲ科植物のフジモドキ(Daphne genkwa)における右旋性DBL生成の決定要因であることを見出した。
表紙画像は、フジモドキ(Daphne genkwa)の花。
写真提供: 梅澤 俊明 博士(京都大学 生存圏研究所)
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写真提供: 梅澤 俊明 博士(京都大学 生存圏研究所)
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