多くの生理機能のうちで、植物細胞の液胞は光合成同化産物や他の栄養物の貯蔵コンパートメントとして働く。エンドサイトシスの阻害剤、膜非透過性蛍光マーカー、共焦点顕微鏡を用いて、Etxeberria らはアポプラストから液胞へのショ糖の輸送は液相エンドサイトシスによることを証明した。表紙の図では、柑橘ジュース細胞が膜非透過性エンドサイトシスマーカーアレクサ-488 (緑) とデキストランテキサスレッド(分子量 3000、赤)を液胞に蓄積している。両方のマーカーは液胞と共に細胞質中の小さな小胞中に見られる。黄色は、2つのマーカーが共局在していることを示している。
Charles Hemphill
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