日本植物生理学会と台湾植物学会が共催する国際会議Taiwan-Japan Plant Biology 2017 (TJPB2017)が、2017年11月3-6日に台北で開催され、75題の招待講演と73題のショートトーク、350題のポスター演題が発表された (pp. 1090-1103, Nishimura et al. 2018)。今月のスポットライト特集は「光シグナルから光合成・葉緑体分化へ」と題して、TJPB2017で発表されたトピックスのうち、光応答、光合成、オルガネラの3つのセッションについて焦点を当て、最近の話題をミニレビューで紹介している。
表紙では、大小の拡大鏡に模して葉緑体の明視野観察像(シロイヌナズナ)と電子顕微鏡観察像(トウモロコシ)をサクラの若葉の上に示している。背景にはシロイヌナズナ葉緑体の共焦点レーザー顕微鏡画像で、クロロファジーの構造体をGFPで検出している。写真提供:泉正範(東北大学)、坂本亘(岡山大学)
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