Hans-Jörg Mai
ミネラルは植物の成長と発達に不可欠な要素である。マクロおよびミクロな養分は植物の根によって土壌から取り込まれ、広範な過程での利用のために植物体のさまざまな部位に移動する。作物の収量を高めるため養分吸収と転流を最適化することを目的として、多くの輸送体とその調節因子を明らかにすべく植物栄養の研究は近年進展してきた。 MaとTsay(539-540ページ)によって紹介された今回の特集号は、植物におけるミネラル輸送体、それらの制御因子と利用などの局面をカバーする研究論文と総説とで、この分野の最新の知見を提供する。