一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

会員執筆による出版物

日本植物生理学会会員の執筆した出版物を紹介しています。
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植物の触覚器官

植物の触覚器官

  • 一般向け
  • 専門家向け

片岡博尚 (翻訳)
丸善出版2023/12/25ISBN:9784621308837
8500円211ページ

G. Haberlandt (1906) Sinnesorgane im Pflanzenreich zur Peerzweption mechanischer Reize 2te Auflage の現代日本語訳です。ゴットリープ・ハバラントによる雄蕊;柱頭、花柱、ずい柱;花被;普通葉;食虫植物、巻きひげなどにある植物のタッチセンサーを解剖し、それらの機能を解析した古典的労作である。 

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

  • 一般向け
  • 専門家向け

寺尾 純二・下位 香代子(監修)/越阪部 奈緒美・榊原 啓之・中村 宜督・三好 規之・室田 佳恵子(編)
朝倉書店2023/11/01ISBN:9784254103038
4000A5判/228ページ

自然界には数千種類のポリフェノールが存在し,近年その多様な健康効果が明らかにされつつある。本書は、2019年11月に第9回ポリフェノールと健康国際会議(ICPH2019)が12年ぶりに日本で開催されたことを機に企画された。日本のポリフェノール研究者が結集して、化学物質としてのポリフェノールの基礎科学から、最新の健康機能の知見までを網羅的に解説しており、ポリフェノール研究者にとっても、ポリフェノールの概観を学びたい、あるいは、この分野へ参画したいという方にとってもまずは手に取るとよい一冊である。

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
Bentham Science Publishers2023/04/19ISBN:9789815136104
ハードカバー 17,290円 ペーパーバック 7,945円

Mycosporine-like amino acids (MAAs), have the property of absorbing ultraviolet rays, and are widely used as active ingredients in cosmetics such as sunscreens. They also have many bioactive properties that make them an attractive ingredient for pharmaceuticals and functional food.
 
This book summarizes information about the molecular structures, activities and applications of mycosporine-like amino acids (MAAs). It aims to be an introductory book for undergraduate and graduate students in applied sciences, or as a handbook for researchers in pharmaceutical chemistry and cosmetics.
 
Key features
 
- 11 structured chapters covering the biochemistry of MAAs
- Introduces readers to biochemical and synthetic pathways of MAAs
- Presents information on many bioactive properties of MAAs including helioprotective, anti-inflammatory, antioxidant and anti-collagenase effects
- Simple, clear explanations for learners
- Academic and scholarly references for advanced readers
- Illustrated appendices

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

牧野周, 渡辺正夫, 村井耕二, 榊原均 著
講談社2022/10/24ISBN:4065295815
3,200円B5・272ページ

本書は農学・理学系で植物を学ぶ学生に向けた「植物生理学」に関する教科書である。第1章で植物科学の歴史を踏まえつつ、食糧問題への植物科学としての貢献、先端技術革新が記すというこれまでの「植物生理学」の教科書とは異なる入口となっている、第2章以降は光合成・呼吸、栄養、生長・発生・分化、生殖、遺伝、植物ホルモン、環境応答などの各論を概説している。数多くの図版、欄外注、コラムなどを配置し、理解しやすい体系を取り入れている。

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春, Rungaroon Waditee-Sirisattha 編集
Elsevier Science2022/05/31ISBN:9780323961066
$165.0021.6 x 1.45 x 27.6 cm・252ページ

Cyanobacteria are ancient, primordial oxygenic phototrophs, and probably the progenitor of oxygen-evolving photosynthesis. They are a prolific source of natural products and metabolites and vitally important for environmental biology and biotechnology.

Cyanobacterial Physiology presents foundational knowledge alongside the most recent advances in cyanobacterial biology. The title examines the challenges of industrial application through an understanding of the basic molecular machinery of cyanobacteria. Sixteen chapters are organized into three sections. The first part covers basic cyanobacterial biology, emphasizing environmental biology such as photosynthesis, nitrogen fixation, circadian rhythm, and programmed cell death. The second part includes the chapters that discuss cyanobacterial extremophiles, adaptations, secondary metabolites, osmoprotectants, and toxins. The third part covers aspects of cyanobacterial application that are based on environmental biology. Leading scientists contribute chapters on cyanobacteria.

Cyanobacterial Physiology presents a comprehensive and vibrant solution for researchers and engineers in biotechnology interested in cyanobacteria and their applications. Topics include the cyanobacterial cell and fundamental physiological processes; the biotechnological potential of cyanobacteria with their versatile metabolism; and advanced applications of cyanobacterial products. At each stage the book is informed by basic and applied research.

マイコスポリン様アミノ酸入門

マイコスポリン様アミノ酸入門

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
三恵社2021/11/01ISBN:9784866935355
1760円(税込み)21 x 14.8 x 2.5 cm・128ページ

紫外線を吸収する性質をもつマイコスポリン様アミノ酸は、サンスクリーン剤(日焼け止め)などの化粧品分野において応用可能な天然化合物である。
近年になって、紫外線吸収能だけでなく、この物質が抗酸化活性や抗炎症作用などに代表される多様な有用機能を有することが明らかになりつつある。
そのため、化粧品分野にとどまらず、医薬品や食品などさまざまな分野での応用利用が検討、展開される可能性がある。
既に世界中の企業から多くの特許が出願されており、マイコスポリン様アミノ酸が配合された化粧品原料やスキンケア製品が市場に送り出されている。

本書は、マイコスポリン様アミノ酸の基本事項、分子構造、活性およびその応用事例をまとめたものであり、理系の大学生や大学院生用の入門書あるいは研究者用のハンドブックとして用いられることを想定している。
(「はじめに」より抜粋)

光合成細菌ー酸素を出さない光合成ー

光合成細菌ー酸素を出さない光合成ー

  • 専門家向け

嶋田敬三・高市真一 編集
裳華房2020/10/25ISBN:9784785358709
4500円A5, 302頁

「光合成」というと、植物が行う“酸素を発生し、炭酸ガスから有機物を合成する働き”を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、酸素を発生しない光合成を行う生物も古くから知られており、これらは「光合成細菌」と呼ばれてきた。植物型光合成と同様の原理で光エネルギーを変換するかが、そのシステムは簡素で、以前から光合成機能解明の研究材料として用いられてきた。本書では、近年の進展を含めた光合成細菌に関する幅広い知識を紹介・解説する。光合成の機構とともに、光合成細菌が生態学的にも進化学的にも興味深い研究対象であること、取り扱いやすい将来性豊かな素材であることも認識してもらえれば幸いである。

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

斉藤和季 著
裳華房2019/12/20ISBN:9784785351298
定価1760円(本体1600円+税10%)四六判/170頁

基礎から学ぶ植物代謝生化学

基礎から学ぶ植物代謝生化学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

水谷正治,士反伸和,杉山暁史/編
羊土社2018/12/20ISBN:9784758120906
4,536円(税込み)B5判 328ページ オールカラー

動かない植物が生存戦略の1つとしてつくり出す代謝産物について,その成り立ちを「分類と生合成経路」という縦糸と「生合成機構」という横糸で体系的に解説!蓄積や輸送,生物間相互作用までを網羅した教科書

生物科学の歴史――現代の生命思想を理解するために

生物科学の歴史――現代の生命思想を理解するために

  • 一般向け

ミシェル・モランジュ/佐藤直樹(翻訳)
みすず書房2017/03/11ISBN:9784622085614
5,832円単行本: 440ページ

生物学の歴史を解説した書物は多いが,この本には1枚も図がない。発見の羅列としての歴史ではなく,生物について人々が思い巡らせてきた多様な見方が,長い年月の間に互いに相反しつつ,それぞれに伝統を持ち続けながら,連綿と引き継がれながら,新たな発見によって少しずつ変容してきたことを,丹念に記載しているという点で,極めてユニークな書物である。著者は,分子生物学と生物哲学の二足のわらじをはきこなしたフランスの代表的な科学哲学者である。是非皆さんに読んでいただきたいと思い,翻訳しました。

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

Lincoln Taiz et al.(編集)、西谷和彦・島崎研一郎 他(翻訳)
講談社2017/02/25ISBN:9784061538969
12,000円単行本(ソフトカバー):832ページ 

Plant Physiology and Development 6th edition の日本語版。
植物科学のミクロの分野のほぼ全域を網羅した教科書です。
旧版では植物ホルモン毎の章立てとなっていたものが、第6版では発生過程に沿った章立てになり、全章に亘り全面的に改訂され、分量も150頁増となっています。

植物はなぜ薬を作るのか

植物はなぜ薬を作るのか

  • 一般向け

斉藤和季
文藝春秋社2017/02/17ISBN:4166611194
880円新書判 240ページ

ゲノム科学の進展で、今、薬用植物の世界が熱い!
ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど、今や日常用語として使われている植物由来の成分です。モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物の作る薬を使ってきました。しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていなかったのです。
その根源的なメカニズムがわかってきたのは、2000年代に入って植物のゲノム配列が決定されてからのこと。「動かない」選択をした植物が「生き残り」戦略として、動物などの捕食者から身を守るため、いかに巧妙なシステムで「毒」のある成分を作るのか。しかも、その「毒」から自らを守るためにどのような方法を採っているのか。その「毒」には抗がん薬の元となる成分も含まれます。
そうした巧緻なしくみが、ゲノム科学の発展により遺伝子レベルで突き止められるようになってきました。中国からの輸入が困難になりつつあるカンゾウ(甘草)の成分も人工的に作ることが可能になるなど、最先端のバイオテクノロジーにも触れつつ、驚くべき植物の戦略を明らかにします。

新しい植物ホルモンの科学 第3版

新しい植物ホルモンの科学 第3版

  • 大学教科書向け

浅見忠男(編集)、柿本辰男(編集)
講談社サイエンティフィク2016/11/21ISBN:9784061534520
3200円191ページ

新しく重要な知見を追加し、図版をカラーにしてさらに充実させた改訂第3版。シグナル分子としてはたらく植物ホルモンについて、その合成経路や作用機序をコンパクトにまとめた。農業などにおける応用例も紹介する
 
電子出版書籍の付録ファイルをダウンロードいただけます。

理工系の基礎 生命科学入門

理工系の基礎 生命科学入門

  • 大学教科書向け

池北 雅彦/武村 政春/鳥越 秀峰/田村 浩二/水田 龍信/橋本 茂樹/太田 尚孝/鞆 達也/和田 直之/松永 幸大/吉澤 一巳/鈴木 智順/秋本 和憲
丸善出版2016/04/27ISBN:9784621300329
2,700円単行本: 267ページ

 21世紀は生命科学の進歩によって「生命と科学の時代」と言われるようになりました。遺伝子組換え作物や再生医療など、生命科学に関わる報道を耳にする機会が増え、身近な話題となってきました。現在、地球上には1億種近い生物が棲んでいます。これらの多様な生物個体を細胞、分子などの構成要素に細分化すると、共通した美しい構造と絶妙なしくみがみえてきます。この多様性と共通性を知ることが「生命とは何か」、「進化によってヒトはどのようにして生まれたのか」といった、人類共通の根源的興味の解決につながるのではないでしょうか。また、我々ヒトが、これら多様な生物とどのように関わるべきかを考え、先進諸国を中心に進む超高齢化、食糧、地球温暖化などの喫緊の課題に適切に対処していくためには、理工系、文系問わずすべての人が生命科学の現状を理解し、将来の問題に対処できる科学的、倫理的な考えを身に着けておく必要があるといえるでしょう。
本書は、「理工系の基礎」シリーズの一冊として、理工系はもちろん文系も含めた学生が、特に初年次において身につけておくべき「生命科学」の基礎的、普遍的な事項をまとめた生命科学の入門書です。生物のもつ美しさや奥深さ、生命科学の進歩、そこに潜む倫理問題についてまでも理解できる一冊となるでしょう。

植物の形には意味がある

植物の形には意味がある

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

園池公毅
ベレ出版2016/04/22ISBN:9784860644703
1600円293ページ

植物の形態の多様性と普遍性から植物の機能について考える本です

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

松井 健二/高林 純示/東原 和成
フレグランスジャーナル社2016/04/15ISBN:9784894792685
2,700円単行本: 211ページ

 生きものがわざわざ香りを出すのは少し離れた相手に受け取ってもらうためです。今回私たちがまとめた「生きものたちをつなぐ「かおり」〜エコロジカルボラタイルズ〜」ではこうした「かおり」を介して、どんな生きものたちがどのようにつながっているのか、について実例を挙げて解説してもらいました。植物どうしや虫どうし、動物と植物、それにミジンコまで、色々な生きものたちが色々な様子でつながっています。また、香りは地球大気環境にも影響を与えているようですし、うまく使えば環境にやさしい農業につながるかもしれません。
 11編の解説と8つのトピックスからなっていてどこから読んでもいい構成になっています。

光と生命の事典

光と生命の事典

  • 一般向け
  • 専門家向け

園池 公毅/日本光生物学協会/「光と生命の事典」編集委員会(編集)
朝倉書店2016/03/03ISBN:9784254171617
11,880円単行本: 422ページ

生命を維持していくために,光はエネルギー源,情報源として必要不可欠である。本書は,光と生命に関連する事項や現象を化学,生物学,医学など様々な分野から捉え,約200項目のキーワードを見開き2頁で読み切り解説。正しい基礎知識だけでなく,応用・実用的な面からも項目を取り上げることにより,光と生命の関係の重要性や面白さを伝える。

植物細胞壁実験法

植物細胞壁実験法

  • 専門家向け

石井 忠 他
弘前大学出版会2016/02/24ISBN:9784907192211
5,500円404ページ

本書は、植物細胞壁に関する最新の実験書です。第一線の研究者82名が、実験の具体的なコツや最新の手法について執筆しました。基礎編では、多糖類分析、リグニン分析、機器分析、イメージングについて、応用編では、植物材料の作出、基礎編に記述した手法を用いた細胞壁多糖類の単離・精製と構造解析、多糖類とリグニンの生合成と分解、免疫と防御応答について記載されています。さらにデータベースとして、よく使われるバイオリソースや、多糖関連の化合物・酵素などの情報もまとまっています。

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

福田 裕穂(編集)/稲田 のりこ(編集)
慶應義塾大学出版会2016/02/17ISBN:9784766423037
3,456円単行本: 184ページ

本書は、石油の代わりに植物バイオマスを利用し、現在の大量消費社会から持続可能な循環型社会へと移行していくための、最先端バイオ技術を紹介するものです。バイオマス資源となる植物の改変についての基本的な知識から技術開発の現状、植物バイオマスを燃料や機能性化学製品に変換するバイオリファイナリー技術開発の最前線と、工業的規模で植物バイオマスを利用する「バイオコンビナート」構想、植物から製品が作られ廃棄されリサイクルされるまでの全工程が持続可能かどうかを評価するライフサイクルアセスメント(LCA)などについてわかりやすく紹介しています。

進化する遺伝子概念

進化する遺伝子概念

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

ジャン・ドゥーシュ/佐藤 直樹(翻訳)
みすず書房2015/09/26ISBN:9784622079149
4,104円単行本: 288ページ

遺伝子というとエンドウを使ったメンデルの実験が有名ですが,生物の繁殖と形質情報との関係は,ギリシア時代から探求の対象となっていました。本書では,遺伝現象についての古代の考えから始まり,メンデルの法則とその再発見,モーガンの遺伝子概念,分子生物学の誕生に伴う遺伝子概念の変容,そして現代のゲノム時代における遺伝子概念など,さまざまな遺伝子の概念とその矛盾を考察し,著者独自の概念を提案しています。日本の遺伝学教育ではなかなか扱われない幅広い内容が紹介されており,学生にも教員にも参考になると思います。

グスタフ・ゼン 葉緑体の変形と定位運動

グスタフ・ゼン 葉緑体の変形と定位運動

  • 専門家向け

著者:Gustav Senn; 翻訳と注釈: 片岡博尚
東北大学出版会2015/07/25ISBN:9784861632556
4,860円単行本: 446ページ

本書は Gustav Senn Die Gestalts- und Lageveränderung der Pflanzen-Chromatophoren (1908) の日本語全訳です.I. 葉緑体の形態変化,II. 葉緑体の転位,III. 葉緑体の形態と配置が植物の色合いに与える影響,IV.葉緑体の形態変化と転位の生物学的意義,V.総合考察,付録:生きている植物細胞の光屈折

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

杉浦 美羽/伊藤 繁/南後 守/園池 公毅 ほか/杉浦 美羽(編集)/伊藤 繁(編集)/南後 守(編集)
化学同人2015/05/09ISBN:9784759817201
6,480円単行本(ソフトカバー): 288ページ

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

植物の体の中では何が起こっているのか

植物の体の中では何が起こっているのか

  • 一般向け

嶋田 幸久、萱原 正嗣
ベレ出版2015/03/24ISBN:4860644220
1,944円単行本: ページ

動物のように動き回ることのできない植物。しかし、地球上に多種多様な植物が繁栄していることからわかるように、彼らは環境の変化にうまく対応し、進化してきたのです。植物たちは、まわりの環境をどのように感じとり、どのようなメカニズムをもって生きているのでしょうか。本書は、意外と知らない光合成や、生長や代謝にかかせない植物ホルモンのはたらきなど、植物の体の中で起こっている「生きる仕組み」を紹介します。

しくみと原理で解き明かす 植物生理学

しくみと原理で解き明かす 植物生理学

  • 大学教科書向け

佐藤 直樹 (著)
裳華房2014/07/30ISBN:4785352299
2,916 円単行本: 188ページ

実際に動いているシステムとして植物の活動を理解するために、生きている植物という基本に立ち返って、「なぜ」「どのように」という質問に答えることを目指した。各章末には、重要な項目について自習するための問題と、読者自身が手を動かし実際の体験を通じて理解するための課題を用意して、学習の便を図った。

光合成生物の進化と生命科学

光合成生物の進化と生命科学

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

三村 徹郎/川井 浩史
培風館2014/06/27ISBN:9784563078133
3,132円単行本: 194ページ

本書は、光合成生物がいつ生まれ、どのように進化・多様化し、現在に至っているか、また人類とのかかわり合いの中で、今後どのように変わっていくと考えられるかを、進化系統学、生態学、生理学、ゲノム学、分子育種学など多方面の専門家が、それぞれの言葉でわかりやすく解説した、他に類をみない教科書です。

高校生物解説書 授業でそのまま使えるPowerPoint付き! 植物編(KS生命科学専門書)

高校生物解説書 授業でそのまま使えるPowerPoint付き! 植物編(KS生命科学専門書)

  • 一般向け

町田 泰則 (監修)/岡田 清孝 (監修)/山本 興太朗 (監修)
講談社2014/03/27ISBN:4061538942
3,888 円単行本(ソフトカバー): 112ページ

新課程の高校教科書に対応した教員のための資料集。新しく加わった内容を中心に、教科書の説明ではわかりにくいところを専門家が丁寧に解説します。授業やプリント作成で活用しやすいパワーポイントデータ付。植物編。

高校生物解説書Websiteでデータをダウンロードいただけます。

カラー版 スキマの植物図鑑 (中公新書)

カラー版 スキマの植物図鑑 (中公新書)

  • 一般向け

塚谷 裕一 (著)
中央公論新社2014/03/24ISBN:4121022599
1,080 円新書: 182ページ

街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

寺島 一郎 (著)
裳華房2013/08/21ISBN:4785358556
3,024 円単行本: 280ページ

本書では、植物生理生態学の基本を、丁寧に説明した。物理や化学の知識を必要とする箇所では正面突破を試みたが、難しい箇所は説明を長くして脚注をたくさん付け、読者がじっくりと時間をかけて学べるように配慮した。なお、やや程度の高い部分などは電子補遺として裳華房Webサイトからダウンロードできる。

トコトンやさしい光合成の本 (今日からモノ知りシリーズ)

トコトンやさしい光合成の本 (今日からモノ知りシリーズ)

  • 一般向け

園池 公毅 (著)
日刊工業新聞社2012/12/21ISBN:4526069930
1,512 円単行本: 160ページ

環境問題が注目される中で、大気に酸素を多く含む現在の地球環境が光合成により形づくられたことを考えてみても、今改めてそのメカニズムを理解することはきわめて大切である。本書は生物に親しみがない人にも理解できるレベルで、光合成に関わる話題を平易に紹介する。

40年後の『偶然と必然』: モノーが描いた生命・進化・人類の未来

40年後の『偶然と必然』: モノーが描いた生命・進化・人類の未来

  • 一般向け

佐藤 直樹 (著)
東京大学出版会2012/08/24ISBN:4130633333
4,104 円単行本: 368ページ

ノーベル医学生理学賞を受賞したジャック・モノー(1910-1976)による世界的なベストセラー『偶然と必然』は,どう紹介され,どう変容しながら読み継がれてきたのか.本書はその内容を原著から丁寧に読み解き,モノーの思想を時空間的広がりのなかに位置づけ,今日的課題でもある進化や人間存在の意味について考察する.

エントロピーから読み解く生物学―めぐりめぐむわきあがる生命

エントロピーから読み解く生物学―めぐりめぐむわきあがる生命

  • 大学教科書向け

佐藤 直樹 (著)
裳華房2012/05/01ISBN:478535853X
2,916 円単行本: 216ページ

生命や人間社会の活動がサイクルをなし(=めぐる)、それらのサイクルが相互にエネルギーやものを供給しあい(=めぐむ)、そして生命活動を構成する様々な階層のそれぞれが、下の階層の勢いをもらって「わきあがる」という“生命の勢い”の連鎖 = 生命のつながりのすべてを理解することを目的に、エントロピーの尺度から生物や生命を捉え直した、新しいタイプの入門書。

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (編集)/ 森長 真一 (編集)/ 種生物学会 (編集)
文一総合出版2011/07/09ISBN:4829910879
4,104 円単行本: 376ページ

遺伝子工学の発達により、これまで扱うことのできなかった自然の中で生きる野生生物の遺伝情報を、網羅的に解析することができるようになってきた。この「オミクス技術」は、進化生物学や生態学などの野外生物学にとって、きわめて強力なツールといえる。実際に野外生物に応用した研究例と、基本技術を解説。

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

西谷 和彦 (著)
裳華房 2011/05/11ISBN:4785358459
2,700 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物の成長のしくみは、われわれの想像以上に精緻で、それに基づく植物の生命戦略も極めて巧妙であることが、近年の植物生理学の研究で明らかになってきた。本書は、植物の成長に関する現時点での研究の到達点と、その解明に至るまでの歴史的背景を、学部の学生諸氏が理解できる形にまとめたものである。具体的には、陸上植物の中で、現在隆盛を極めている被子植物に注目し、その成長のしくみを、(1)植物に固有の遺伝子や細胞のはたらき、(2)植物器官の形成、(3)植物ホルモンによる成長の制御、の3 つの視点から解説する。われわれ人類とはまったく異なるコンセプトで生きる被子植物に固有の生き方や生存戦略を理解して頂けるであろう。

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

小柴 共一 (編集)/ 神谷 勇治 (編集)
講談社2010/03/30ISBN:4061534467
3,456 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物ホルモン入門書の改訂版。植物ホルモンの基本的性質から、分子レベルの作用やホルモン間の情報のクロストーク、受容体など最新の知見を解説。

Photobook植物細胞の知られざる世界

Photobook植物細胞の知られざる世界

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (著)/ 桧垣 匠 (著)
化学同人2010/03/05ISBN:4759811974
1,944 円単行本(ソフトカバー): 100ページ

植物の真実の姿に迫る、“世界初”植物細胞の写真集。

植物生理学(基礎生物学テキストシリーズ)

植物生理学(基礎生物学テキストシリーズ)

  • 大学教科書向け

三村 徹郎 (著)/ 奥野 哲郎 (著)/ 川口 正代司 (著)/ 鈴木 祥弘 (著)/ 鶴見 誠二 (著)/ 長谷 あきら (著)
化学同人 2009/03/18ISBN:4759811079
3,456 円単行本: 209ページ

地球上の生物存在の基盤をつくる植物。その生命原理をやさしく説明した入門テキスト。最新の研究成果をふまえ重要かつい興味深い話題を精選するとともに、現在課題となっていることや未解明の問題なども紹介し、学問の世界へと誘う。

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

  • 一般向け
  • 専門家向け

ニコラス ハーバード/Nicholas Harberd(原著)/塚谷 裕一(翻訳)/南澤 直子(翻訳)
八坂書房2009/02/28ISBN:9784896949261
3,024円単行本: 395ページ

研究テーマを見失ったハーバード教授は、実験室を出て、野生のシロイヌナズナの観察をはじめた。植物は、なぜ育つのか!?風景も、音楽も、子供たちとの触れ合いも、すべてが植物の成長を思うことにつながる生活で、研究へのエネルギーが戻るきっかけは、意外なところからやってきた!芽生えから展葉、開花、結実、枯死という、植物の一生:種から種までの、驚きにあふれる生活史を、分子遺伝学の研究成果をまじえながら、詳細に語る。

光合成とはなにか―生命システムを支える力(ブルーバックス)

光合成とはなにか―生命システムを支える力(ブルーバックス)

  • 一般向け

園池 公毅 (著)
講談社2008/09/19ISBN:4062576120
1,015 円新書: 264ページ

地球のほとんどの生物を養っている光合成。葉緑体の中では、どのようなことが行われているのでしょうか。光合成の基礎知識を学びながら、光のエネルギーで生きることを選んだ「植物という生き方」を考えてみよう。

光合成の科学

光合成の科学

  • 大学教科書向け

東京大学光合成教育研究会(編集)
東京大学出版会2007/06/30ISBN:9784130622141
4,104円単行本: 291ページ

光合成は太陽エネルギーを生命世界に取り込み、酸素と水をもたらす。光合成の基礎から応用までを、ゲノム研究や遺伝子操作、環境問題や食糧供給との関わりといった新しい視点を加え、豊富な写真と図表(約100点)を用いて解説する。また、興味深い現象や解説の必要なトピックについては、コラムを設けて詳述する。
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変わる植物学広がる植物学―モデル植物の誕生

変わる植物学広がる植物学―モデル植物の誕生

  • 大学教科書向け

塚谷 裕一 (著)
東京大学出版会2006/10/01ISBN:4130633279
2,592 円単行本: 227ページ

シロイヌナズナを知らずして植物学は語れない!この10年、植物学の現場で何が起きているのか?生物学研究を目指す若き学徒への熱きエール。従来の学問分野の垣根を取り払い、ゲノムサイエンスからシステム生物学へと急速に広がる植物学研究の今を生き生きと描き出す。

テイツ/ザイガー植物生理学

テイツ/ザイガー植物生理学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

西谷 和彦 (翻訳)/ 島崎 研一郎 (翻訳)/ L.テイツ E.ザイガー
培風館2004/07/01ISBN:4563077844
11,448 円大型本: 679ページ

植物生理学の国際標準の教科書として広く世界各地で読まれてきた名著の第3版を、各分野の専門家23名が分担して翻訳。最先端の学問の進歩を遺漏なく取り入れ、精選された項目に限ったコンパクトな教科書。

植物は形を変える―生存の戦略のミクロを探る

植物は形を変える―生存の戦略のミクロを探る

  • 大学教科書向け

柴岡 弘郎 (著)
共立出版2003/06/01ISBN:4320056035
2,484 円単行本: 154ページ

植物の生存のための戦略機構について、細胞生物学的また植物生理学的に解説。細胞骨格、植物ホルモン、細胞分裂の分裂面制御、細胞伸長と伸長方向の制御、細胞壁修飾を含む細胞分化、環境要因による形の制御の全6章構成。

植物の触覚器官

植物の触覚器官

  • 一般向け
  • 専門家向け

片岡博尚 (翻訳)
丸善出版2023/12/25ISBN:9784621308837
8500円211ページ

G. Haberlandt (1906) Sinnesorgane im Pflanzenreich zur Peerzweption mechanischer Reize 2te Auflage の現代日本語訳です。ゴットリープ・ハバラントによる雄蕊;柱頭、花柱、ずい柱;花被;普通葉;食虫植物、巻きひげなどにある植物のタッチセンサーを解剖し、それらの機能を解析した古典的労作である。 

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

  • 一般向け
  • 専門家向け

寺尾 純二・下位 香代子(監修)/越阪部 奈緒美・榊原 啓之・中村 宜督・三好 規之・室田 佳恵子(編)
朝倉書店2023/11/01ISBN:9784254103038
4000A5判/228ページ

自然界には数千種類のポリフェノールが存在し,近年その多様な健康効果が明らかにされつつある。本書は、2019年11月に第9回ポリフェノールと健康国際会議(ICPH2019)が12年ぶりに日本で開催されたことを機に企画された。日本のポリフェノール研究者が結集して、化学物質としてのポリフェノールの基礎科学から、最新の健康機能の知見までを網羅的に解説しており、ポリフェノール研究者にとっても、ポリフェノールの概観を学びたい、あるいは、この分野へ参画したいという方にとってもまずは手に取るとよい一冊である。

生物科学の歴史――現代の生命思想を理解するために

生物科学の歴史――現代の生命思想を理解するために

  • 一般向け

ミシェル・モランジュ/佐藤直樹(翻訳)
みすず書房2017/03/11ISBN:9784622085614
5,832円単行本: 440ページ

生物学の歴史を解説した書物は多いが,この本には1枚も図がない。発見の羅列としての歴史ではなく,生物について人々が思い巡らせてきた多様な見方が,長い年月の間に互いに相反しつつ,それぞれに伝統を持ち続けながら,連綿と引き継がれながら,新たな発見によって少しずつ変容してきたことを,丹念に記載しているという点で,極めてユニークな書物である。著者は,分子生物学と生物哲学の二足のわらじをはきこなしたフランスの代表的な科学哲学者である。是非皆さんに読んでいただきたいと思い,翻訳しました。

植物はなぜ薬を作るのか

植物はなぜ薬を作るのか

  • 一般向け

斉藤和季
文藝春秋社2017/02/17ISBN:4166611194
880円新書判 240ページ

ゲノム科学の進展で、今、薬用植物の世界が熱い!
ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど、今や日常用語として使われている植物由来の成分です。モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物の作る薬を使ってきました。しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていなかったのです。
その根源的なメカニズムがわかってきたのは、2000年代に入って植物のゲノム配列が決定されてからのこと。「動かない」選択をした植物が「生き残り」戦略として、動物などの捕食者から身を守るため、いかに巧妙なシステムで「毒」のある成分を作るのか。しかも、その「毒」から自らを守るためにどのような方法を採っているのか。その「毒」には抗がん薬の元となる成分も含まれます。
そうした巧緻なしくみが、ゲノム科学の発展により遺伝子レベルで突き止められるようになってきました。中国からの輸入が困難になりつつあるカンゾウ(甘草)の成分も人工的に作ることが可能になるなど、最先端のバイオテクノロジーにも触れつつ、驚くべき植物の戦略を明らかにします。

植物の形には意味がある

植物の形には意味がある

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

園池公毅
ベレ出版2016/04/22ISBN:9784860644703
1600円293ページ

植物の形態の多様性と普遍性から植物の機能について考える本です

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

松井 健二/高林 純示/東原 和成
フレグランスジャーナル社2016/04/15ISBN:9784894792685
2,700円単行本: 211ページ

 生きものがわざわざ香りを出すのは少し離れた相手に受け取ってもらうためです。今回私たちがまとめた「生きものたちをつなぐ「かおり」〜エコロジカルボラタイルズ〜」ではこうした「かおり」を介して、どんな生きものたちがどのようにつながっているのか、について実例を挙げて解説してもらいました。植物どうしや虫どうし、動物と植物、それにミジンコまで、色々な生きものたちが色々な様子でつながっています。また、香りは地球大気環境にも影響を与えているようですし、うまく使えば環境にやさしい農業につながるかもしれません。
 11編の解説と8つのトピックスからなっていてどこから読んでもいい構成になっています。

光と生命の事典

光と生命の事典

  • 一般向け
  • 専門家向け

園池 公毅/日本光生物学協会/「光と生命の事典」編集委員会(編集)
朝倉書店2016/03/03ISBN:9784254171617
11,880円単行本: 422ページ

生命を維持していくために,光はエネルギー源,情報源として必要不可欠である。本書は,光と生命に関連する事項や現象を化学,生物学,医学など様々な分野から捉え,約200項目のキーワードを見開き2頁で読み切り解説。正しい基礎知識だけでなく,応用・実用的な面からも項目を取り上げることにより,光と生命の関係の重要性や面白さを伝える。

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

福田 裕穂(編集)/稲田 のりこ(編集)
慶應義塾大学出版会2016/02/17ISBN:9784766423037
3,456円単行本: 184ページ

本書は、石油の代わりに植物バイオマスを利用し、現在の大量消費社会から持続可能な循環型社会へと移行していくための、最先端バイオ技術を紹介するものです。バイオマス資源となる植物の改変についての基本的な知識から技術開発の現状、植物バイオマスを燃料や機能性化学製品に変換するバイオリファイナリー技術開発の最前線と、工業的規模で植物バイオマスを利用する「バイオコンビナート」構想、植物から製品が作られ廃棄されリサイクルされるまでの全工程が持続可能かどうかを評価するライフサイクルアセスメント(LCA)などについてわかりやすく紹介しています。

進化する遺伝子概念

進化する遺伝子概念

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

ジャン・ドゥーシュ/佐藤 直樹(翻訳)
みすず書房2015/09/26ISBN:9784622079149
4,104円単行本: 288ページ

遺伝子というとエンドウを使ったメンデルの実験が有名ですが,生物の繁殖と形質情報との関係は,ギリシア時代から探求の対象となっていました。本書では,遺伝現象についての古代の考えから始まり,メンデルの法則とその再発見,モーガンの遺伝子概念,分子生物学の誕生に伴う遺伝子概念の変容,そして現代のゲノム時代における遺伝子概念など,さまざまな遺伝子の概念とその矛盾を考察し,著者独自の概念を提案しています。日本の遺伝学教育ではなかなか扱われない幅広い内容が紹介されており,学生にも教員にも参考になると思います。

植物の体の中では何が起こっているのか

植物の体の中では何が起こっているのか

  • 一般向け

嶋田 幸久、萱原 正嗣
ベレ出版2015/03/24ISBN:4860644220
1,944円単行本: ページ

動物のように動き回ることのできない植物。しかし、地球上に多種多様な植物が繁栄していることからわかるように、彼らは環境の変化にうまく対応し、進化してきたのです。植物たちは、まわりの環境をどのように感じとり、どのようなメカニズムをもって生きているのでしょうか。本書は、意外と知らない光合成や、生長や代謝にかかせない植物ホルモンのはたらきなど、植物の体の中で起こっている「生きる仕組み」を紹介します。

光合成生物の進化と生命科学

光合成生物の進化と生命科学

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

三村 徹郎/川井 浩史
培風館2014/06/27ISBN:9784563078133
3,132円単行本: 194ページ

本書は、光合成生物がいつ生まれ、どのように進化・多様化し、現在に至っているか、また人類とのかかわり合いの中で、今後どのように変わっていくと考えられるかを、進化系統学、生態学、生理学、ゲノム学、分子育種学など多方面の専門家が、それぞれの言葉でわかりやすく解説した、他に類をみない教科書です。

高校生物解説書 授業でそのまま使えるPowerPoint付き! 植物編(KS生命科学専門書)

高校生物解説書 授業でそのまま使えるPowerPoint付き! 植物編(KS生命科学専門書)

  • 一般向け

町田 泰則 (監修)/岡田 清孝 (監修)/山本 興太朗 (監修)
講談社2014/03/27ISBN:4061538942
3,888 円単行本(ソフトカバー): 112ページ

新課程の高校教科書に対応した教員のための資料集。新しく加わった内容を中心に、教科書の説明ではわかりにくいところを専門家が丁寧に解説します。授業やプリント作成で活用しやすいパワーポイントデータ付。植物編。

高校生物解説書Websiteでデータをダウンロードいただけます。

カラー版 スキマの植物図鑑 (中公新書)

カラー版 スキマの植物図鑑 (中公新書)

  • 一般向け

塚谷 裕一 (著)
中央公論新社2014/03/24ISBN:4121022599
1,080 円新書: 182ページ

街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。

トコトンやさしい光合成の本 (今日からモノ知りシリーズ)

トコトンやさしい光合成の本 (今日からモノ知りシリーズ)

  • 一般向け

園池 公毅 (著)
日刊工業新聞社2012/12/21ISBN:4526069930
1,512 円単行本: 160ページ

環境問題が注目される中で、大気に酸素を多く含む現在の地球環境が光合成により形づくられたことを考えてみても、今改めてそのメカニズムを理解することはきわめて大切である。本書は生物に親しみがない人にも理解できるレベルで、光合成に関わる話題を平易に紹介する。

40年後の『偶然と必然』: モノーが描いた生命・進化・人類の未来

40年後の『偶然と必然』: モノーが描いた生命・進化・人類の未来

  • 一般向け

佐藤 直樹 (著)
東京大学出版会2012/08/24ISBN:4130633333
4,104 円単行本: 368ページ

ノーベル医学生理学賞を受賞したジャック・モノー(1910-1976)による世界的なベストセラー『偶然と必然』は,どう紹介され,どう変容しながら読み継がれてきたのか.本書はその内容を原著から丁寧に読み解き,モノーの思想を時空間的広がりのなかに位置づけ,今日的課題でもある進化や人間存在の意味について考察する.

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

西谷 和彦 (著)
裳華房 2011/05/11ISBN:4785358459
2,700 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物の成長のしくみは、われわれの想像以上に精緻で、それに基づく植物の生命戦略も極めて巧妙であることが、近年の植物生理学の研究で明らかになってきた。本書は、植物の成長に関する現時点での研究の到達点と、その解明に至るまでの歴史的背景を、学部の学生諸氏が理解できる形にまとめたものである。具体的には、陸上植物の中で、現在隆盛を極めている被子植物に注目し、その成長のしくみを、(1)植物に固有の遺伝子や細胞のはたらき、(2)植物器官の形成、(3)植物ホルモンによる成長の制御、の3 つの視点から解説する。われわれ人類とはまったく異なるコンセプトで生きる被子植物に固有の生き方や生存戦略を理解して頂けるであろう。

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

小柴 共一 (編集)/ 神谷 勇治 (編集)
講談社2010/03/30ISBN:4061534467
3,456 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物ホルモン入門書の改訂版。植物ホルモンの基本的性質から、分子レベルの作用やホルモン間の情報のクロストーク、受容体など最新の知見を解説。

Photobook植物細胞の知られざる世界

Photobook植物細胞の知られざる世界

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (著)/ 桧垣 匠 (著)
化学同人2010/03/05ISBN:4759811974
1,944 円単行本(ソフトカバー): 100ページ

植物の真実の姿に迫る、“世界初”植物細胞の写真集。

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

  • 一般向け
  • 専門家向け

ニコラス ハーバード/Nicholas Harberd(原著)/塚谷 裕一(翻訳)/南澤 直子(翻訳)
八坂書房2009/02/28ISBN:9784896949261
3,024円単行本: 395ページ

研究テーマを見失ったハーバード教授は、実験室を出て、野生のシロイヌナズナの観察をはじめた。植物は、なぜ育つのか!?風景も、音楽も、子供たちとの触れ合いも、すべてが植物の成長を思うことにつながる生活で、研究へのエネルギーが戻るきっかけは、意外なところからやってきた!芽生えから展葉、開花、結実、枯死という、植物の一生:種から種までの、驚きにあふれる生活史を、分子遺伝学の研究成果をまじえながら、詳細に語る。

光合成とはなにか―生命システムを支える力(ブルーバックス)

光合成とはなにか―生命システムを支える力(ブルーバックス)

  • 一般向け

園池 公毅 (著)
講談社2008/09/19ISBN:4062576120
1,015 円新書: 264ページ

地球のほとんどの生物を養っている光合成。葉緑体の中では、どのようなことが行われているのでしょうか。光合成の基礎知識を学びながら、光のエネルギーで生きることを選んだ「植物という生き方」を考えてみよう。

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
Bentham Science Publishers2023/04/19ISBN:9789815136104
ハードカバー 17,290円 ペーパーバック 7,945円

Mycosporine-like amino acids (MAAs), have the property of absorbing ultraviolet rays, and are widely used as active ingredients in cosmetics such as sunscreens. They also have many bioactive properties that make them an attractive ingredient for pharmaceuticals and functional food.
 
This book summarizes information about the molecular structures, activities and applications of mycosporine-like amino acids (MAAs). It aims to be an introductory book for undergraduate and graduate students in applied sciences, or as a handbook for researchers in pharmaceutical chemistry and cosmetics.
 
Key features
 
- 11 structured chapters covering the biochemistry of MAAs
- Introduces readers to biochemical and synthetic pathways of MAAs
- Presents information on many bioactive properties of MAAs including helioprotective, anti-inflammatory, antioxidant and anti-collagenase effects
- Simple, clear explanations for learners
- Academic and scholarly references for advanced readers
- Illustrated appendices

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

牧野周, 渡辺正夫, 村井耕二, 榊原均 著
講談社2022/10/24ISBN:4065295815
3,200円B5・272ページ

本書は農学・理学系で植物を学ぶ学生に向けた「植物生理学」に関する教科書である。第1章で植物科学の歴史を踏まえつつ、食糧問題への植物科学としての貢献、先端技術革新が記すというこれまでの「植物生理学」の教科書とは異なる入口となっている、第2章以降は光合成・呼吸、栄養、生長・発生・分化、生殖、遺伝、植物ホルモン、環境応答などの各論を概説している。数多くの図版、欄外注、コラムなどを配置し、理解しやすい体系を取り入れている。

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春, Rungaroon Waditee-Sirisattha 編集
Elsevier Science2022/05/31ISBN:9780323961066
$165.0021.6 x 1.45 x 27.6 cm・252ページ

Cyanobacteria are ancient, primordial oxygenic phototrophs, and probably the progenitor of oxygen-evolving photosynthesis. They are a prolific source of natural products and metabolites and vitally important for environmental biology and biotechnology.

Cyanobacterial Physiology presents foundational knowledge alongside the most recent advances in cyanobacterial biology. The title examines the challenges of industrial application through an understanding of the basic molecular machinery of cyanobacteria. Sixteen chapters are organized into three sections. The first part covers basic cyanobacterial biology, emphasizing environmental biology such as photosynthesis, nitrogen fixation, circadian rhythm, and programmed cell death. The second part includes the chapters that discuss cyanobacterial extremophiles, adaptations, secondary metabolites, osmoprotectants, and toxins. The third part covers aspects of cyanobacterial application that are based on environmental biology. Leading scientists contribute chapters on cyanobacteria.

Cyanobacterial Physiology presents a comprehensive and vibrant solution for researchers and engineers in biotechnology interested in cyanobacteria and their applications. Topics include the cyanobacterial cell and fundamental physiological processes; the biotechnological potential of cyanobacteria with their versatile metabolism; and advanced applications of cyanobacterial products. At each stage the book is informed by basic and applied research.

マイコスポリン様アミノ酸入門

マイコスポリン様アミノ酸入門

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
三恵社2021/11/01ISBN:9784866935355
1760円(税込み)21 x 14.8 x 2.5 cm・128ページ

紫外線を吸収する性質をもつマイコスポリン様アミノ酸は、サンスクリーン剤(日焼け止め)などの化粧品分野において応用可能な天然化合物である。
近年になって、紫外線吸収能だけでなく、この物質が抗酸化活性や抗炎症作用などに代表される多様な有用機能を有することが明らかになりつつある。
そのため、化粧品分野にとどまらず、医薬品や食品などさまざまな分野での応用利用が検討、展開される可能性がある。
既に世界中の企業から多くの特許が出願されており、マイコスポリン様アミノ酸が配合された化粧品原料やスキンケア製品が市場に送り出されている。

本書は、マイコスポリン様アミノ酸の基本事項、分子構造、活性およびその応用事例をまとめたものであり、理系の大学生や大学院生用の入門書あるいは研究者用のハンドブックとして用いられることを想定している。
(「はじめに」より抜粋)

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

斉藤和季 著
裳華房2019/12/20ISBN:9784785351298
定価1760円(本体1600円+税10%)四六判/170頁

基礎から学ぶ植物代謝生化学

基礎から学ぶ植物代謝生化学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

水谷正治,士反伸和,杉山暁史/編
羊土社2018/12/20ISBN:9784758120906
4,536円(税込み)B5判 328ページ オールカラー

動かない植物が生存戦略の1つとしてつくり出す代謝産物について,その成り立ちを「分類と生合成経路」という縦糸と「生合成機構」という横糸で体系的に解説!蓄積や輸送,生物間相互作用までを網羅した教科書

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

Lincoln Taiz et al.(編集)、西谷和彦・島崎研一郎 他(翻訳)
講談社2017/02/25ISBN:9784061538969
12,000円単行本(ソフトカバー):832ページ 

Plant Physiology and Development 6th edition の日本語版。
植物科学のミクロの分野のほぼ全域を網羅した教科書です。
旧版では植物ホルモン毎の章立てとなっていたものが、第6版では発生過程に沿った章立てになり、全章に亘り全面的に改訂され、分量も150頁増となっています。

新しい植物ホルモンの科学 第3版

新しい植物ホルモンの科学 第3版

  • 大学教科書向け

浅見忠男(編集)、柿本辰男(編集)
講談社サイエンティフィク2016/11/21ISBN:9784061534520
3200円191ページ

新しく重要な知見を追加し、図版をカラーにしてさらに充実させた改訂第3版。シグナル分子としてはたらく植物ホルモンについて、その合成経路や作用機序をコンパクトにまとめた。農業などにおける応用例も紹介する
 
電子出版書籍の付録ファイルをダウンロードいただけます。

理工系の基礎 生命科学入門

理工系の基礎 生命科学入門

  • 大学教科書向け

池北 雅彦/武村 政春/鳥越 秀峰/田村 浩二/水田 龍信/橋本 茂樹/太田 尚孝/鞆 達也/和田 直之/松永 幸大/吉澤 一巳/鈴木 智順/秋本 和憲
丸善出版2016/04/27ISBN:9784621300329
2,700円単行本: 267ページ

 21世紀は生命科学の進歩によって「生命と科学の時代」と言われるようになりました。遺伝子組換え作物や再生医療など、生命科学に関わる報道を耳にする機会が増え、身近な話題となってきました。現在、地球上には1億種近い生物が棲んでいます。これらの多様な生物個体を細胞、分子などの構成要素に細分化すると、共通した美しい構造と絶妙なしくみがみえてきます。この多様性と共通性を知ることが「生命とは何か」、「進化によってヒトはどのようにして生まれたのか」といった、人類共通の根源的興味の解決につながるのではないでしょうか。また、我々ヒトが、これら多様な生物とどのように関わるべきかを考え、先進諸国を中心に進む超高齢化、食糧、地球温暖化などの喫緊の課題に適切に対処していくためには、理工系、文系問わずすべての人が生命科学の現状を理解し、将来の問題に対処できる科学的、倫理的な考えを身に着けておく必要があるといえるでしょう。
本書は、「理工系の基礎」シリーズの一冊として、理工系はもちろん文系も含めた学生が、特に初年次において身につけておくべき「生命科学」の基礎的、普遍的な事項をまとめた生命科学の入門書です。生物のもつ美しさや奥深さ、生命科学の進歩、そこに潜む倫理問題についてまでも理解できる一冊となるでしょう。

植物の形には意味がある

植物の形には意味がある

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

園池公毅
ベレ出版2016/04/22ISBN:9784860644703
1600円293ページ

植物の形態の多様性と普遍性から植物の機能について考える本です

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

松井 健二/高林 純示/東原 和成
フレグランスジャーナル社2016/04/15ISBN:9784894792685
2,700円単行本: 211ページ

 生きものがわざわざ香りを出すのは少し離れた相手に受け取ってもらうためです。今回私たちがまとめた「生きものたちをつなぐ「かおり」〜エコロジカルボラタイルズ〜」ではこうした「かおり」を介して、どんな生きものたちがどのようにつながっているのか、について実例を挙げて解説してもらいました。植物どうしや虫どうし、動物と植物、それにミジンコまで、色々な生きものたちが色々な様子でつながっています。また、香りは地球大気環境にも影響を与えているようですし、うまく使えば環境にやさしい農業につながるかもしれません。
 11編の解説と8つのトピックスからなっていてどこから読んでもいい構成になっています。

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

福田 裕穂(編集)/稲田 のりこ(編集)
慶應義塾大学出版会2016/02/17ISBN:9784766423037
3,456円単行本: 184ページ

本書は、石油の代わりに植物バイオマスを利用し、現在の大量消費社会から持続可能な循環型社会へと移行していくための、最先端バイオ技術を紹介するものです。バイオマス資源となる植物の改変についての基本的な知識から技術開発の現状、植物バイオマスを燃料や機能性化学製品に変換するバイオリファイナリー技術開発の最前線と、工業的規模で植物バイオマスを利用する「バイオコンビナート」構想、植物から製品が作られ廃棄されリサイクルされるまでの全工程が持続可能かどうかを評価するライフサイクルアセスメント(LCA)などについてわかりやすく紹介しています。

進化する遺伝子概念

進化する遺伝子概念

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

ジャン・ドゥーシュ/佐藤 直樹(翻訳)
みすず書房2015/09/26ISBN:9784622079149
4,104円単行本: 288ページ

遺伝子というとエンドウを使ったメンデルの実験が有名ですが,生物の繁殖と形質情報との関係は,ギリシア時代から探求の対象となっていました。本書では,遺伝現象についての古代の考えから始まり,メンデルの法則とその再発見,モーガンの遺伝子概念,分子生物学の誕生に伴う遺伝子概念の変容,そして現代のゲノム時代における遺伝子概念など,さまざまな遺伝子の概念とその矛盾を考察し,著者独自の概念を提案しています。日本の遺伝学教育ではなかなか扱われない幅広い内容が紹介されており,学生にも教員にも参考になると思います。

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

杉浦 美羽/伊藤 繁/南後 守/園池 公毅 ほか/杉浦 美羽(編集)/伊藤 繁(編集)/南後 守(編集)
化学同人2015/05/09ISBN:9784759817201
6,480円単行本(ソフトカバー): 288ページ

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

しくみと原理で解き明かす 植物生理学

しくみと原理で解き明かす 植物生理学

  • 大学教科書向け

佐藤 直樹 (著)
裳華房2014/07/30ISBN:4785352299
2,916 円単行本: 188ページ

実際に動いているシステムとして植物の活動を理解するために、生きている植物という基本に立ち返って、「なぜ」「どのように」という質問に答えることを目指した。各章末には、重要な項目について自習するための問題と、読者自身が手を動かし実際の体験を通じて理解するための課題を用意して、学習の便を図った。

光合成生物の進化と生命科学

光合成生物の進化と生命科学

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

三村 徹郎/川井 浩史
培風館2014/06/27ISBN:9784563078133
3,132円単行本: 194ページ

本書は、光合成生物がいつ生まれ、どのように進化・多様化し、現在に至っているか、また人類とのかかわり合いの中で、今後どのように変わっていくと考えられるかを、進化系統学、生態学、生理学、ゲノム学、分子育種学など多方面の専門家が、それぞれの言葉でわかりやすく解説した、他に類をみない教科書です。

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

寺島 一郎 (著)
裳華房2013/08/21ISBN:4785358556
3,024 円単行本: 280ページ

本書では、植物生理生態学の基本を、丁寧に説明した。物理や化学の知識を必要とする箇所では正面突破を試みたが、難しい箇所は説明を長くして脚注をたくさん付け、読者がじっくりと時間をかけて学べるように配慮した。なお、やや程度の高い部分などは電子補遺として裳華房Webサイトからダウンロードできる。

エントロピーから読み解く生物学―めぐりめぐむわきあがる生命

エントロピーから読み解く生物学―めぐりめぐむわきあがる生命

  • 大学教科書向け

佐藤 直樹 (著)
裳華房2012/05/01ISBN:478535853X
2,916 円単行本: 216ページ

生命や人間社会の活動がサイクルをなし(=めぐる)、それらのサイクルが相互にエネルギーやものを供給しあい(=めぐむ)、そして生命活動を構成する様々な階層のそれぞれが、下の階層の勢いをもらって「わきあがる」という“生命の勢い”の連鎖 = 生命のつながりのすべてを理解することを目的に、エントロピーの尺度から生物や生命を捉え直した、新しいタイプの入門書。

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (編集)/ 森長 真一 (編集)/ 種生物学会 (編集)
文一総合出版2011/07/09ISBN:4829910879
4,104 円単行本: 376ページ

遺伝子工学の発達により、これまで扱うことのできなかった自然の中で生きる野生生物の遺伝情報を、網羅的に解析することができるようになってきた。この「オミクス技術」は、進化生物学や生態学などの野外生物学にとって、きわめて強力なツールといえる。実際に野外生物に応用した研究例と、基本技術を解説。

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

植物の成長(新・生命科学シリーズ)単行本

  • 一般向け
  • 大学教科書向け

西谷 和彦 (著)
裳華房 2011/05/11ISBN:4785358459
2,700 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物の成長のしくみは、われわれの想像以上に精緻で、それに基づく植物の生命戦略も極めて巧妙であることが、近年の植物生理学の研究で明らかになってきた。本書は、植物の成長に関する現時点での研究の到達点と、その解明に至るまでの歴史的背景を、学部の学生諸氏が理解できる形にまとめたものである。具体的には、陸上植物の中で、現在隆盛を極めている被子植物に注目し、その成長のしくみを、(1)植物に固有の遺伝子や細胞のはたらき、(2)植物器官の形成、(3)植物ホルモンによる成長の制御、の3 つの視点から解説する。われわれ人類とはまったく異なるコンセプトで生きる被子植物に固有の生き方や生存戦略を理解して頂けるであろう。

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

小柴 共一 (編集)/ 神谷 勇治 (編集)
講談社2010/03/30ISBN:4061534467
3,456 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物ホルモン入門書の改訂版。植物ホルモンの基本的性質から、分子レベルの作用やホルモン間の情報のクロストーク、受容体など最新の知見を解説。

Photobook植物細胞の知られざる世界

Photobook植物細胞の知られざる世界

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (著)/ 桧垣 匠 (著)
化学同人2010/03/05ISBN:4759811974
1,944 円単行本(ソフトカバー): 100ページ

植物の真実の姿に迫る、“世界初”植物細胞の写真集。

植物生理学(基礎生物学テキストシリーズ)

植物生理学(基礎生物学テキストシリーズ)

  • 大学教科書向け

三村 徹郎 (著)/ 奥野 哲郎 (著)/ 川口 正代司 (著)/ 鈴木 祥弘 (著)/ 鶴見 誠二 (著)/ 長谷 あきら (著)
化学同人 2009/03/18ISBN:4759811079
3,456 円単行本: 209ページ

地球上の生物存在の基盤をつくる植物。その生命原理をやさしく説明した入門テキスト。最新の研究成果をふまえ重要かつい興味深い話題を精選するとともに、現在課題となっていることや未解明の問題なども紹介し、学問の世界へと誘う。

光合成の科学

光合成の科学

  • 大学教科書向け

東京大学光合成教育研究会(編集)
東京大学出版会2007/06/30ISBN:9784130622141
4,104円単行本: 291ページ

光合成は太陽エネルギーを生命世界に取り込み、酸素と水をもたらす。光合成の基礎から応用までを、ゲノム研究や遺伝子操作、環境問題や食糧供給との関わりといった新しい視点を加え、豊富な写真と図表(約100点)を用いて解説する。また、興味深い現象や解説の必要なトピックについては、コラムを設けて詳述する。
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変わる植物学広がる植物学―モデル植物の誕生

変わる植物学広がる植物学―モデル植物の誕生

  • 大学教科書向け

塚谷 裕一 (著)
東京大学出版会2006/10/01ISBN:4130633279
2,592 円単行本: 227ページ

シロイヌナズナを知らずして植物学は語れない!この10年、植物学の現場で何が起きているのか?生物学研究を目指す若き学徒への熱きエール。従来の学問分野の垣根を取り払い、ゲノムサイエンスからシステム生物学へと急速に広がる植物学研究の今を生き生きと描き出す。

テイツ/ザイガー植物生理学

テイツ/ザイガー植物生理学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

西谷 和彦 (翻訳)/ 島崎 研一郎 (翻訳)/ L.テイツ E.ザイガー
培風館2004/07/01ISBN:4563077844
11,448 円大型本: 679ページ

植物生理学の国際標準の教科書として広く世界各地で読まれてきた名著の第3版を、各分野の専門家23名が分担して翻訳。最先端の学問の進歩を遺漏なく取り入れ、精選された項目に限ったコンパクトな教科書。

植物は形を変える―生存の戦略のミクロを探る

植物は形を変える―生存の戦略のミクロを探る

  • 大学教科書向け

柴岡 弘郎 (著)
共立出版2003/06/01ISBN:4320056035
2,484 円単行本: 154ページ

植物の生存のための戦略機構について、細胞生物学的また植物生理学的に解説。細胞骨格、植物ホルモン、細胞分裂の分裂面制御、細胞伸長と伸長方向の制御、細胞壁修飾を含む細胞分化、環境要因による形の制御の全6章構成。

植物の触覚器官

植物の触覚器官

  • 一般向け
  • 専門家向け

片岡博尚 (翻訳)
丸善出版2023/12/25ISBN:9784621308837
8500円211ページ

G. Haberlandt (1906) Sinnesorgane im Pflanzenreich zur Peerzweption mechanischer Reize 2te Auflage の現代日本語訳です。ゴットリープ・ハバラントによる雄蕊;柱頭、花柱、ずい柱;花被;普通葉;食虫植物、巻きひげなどにある植物のタッチセンサーを解剖し、それらの機能を解析した古典的労作である。 

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

ポリフェノールの科学 ―基礎化学から健康機能まで―

  • 一般向け
  • 専門家向け

寺尾 純二・下位 香代子(監修)/越阪部 奈緒美・榊原 啓之・中村 宜督・三好 規之・室田 佳恵子(編)
朝倉書店2023/11/01ISBN:9784254103038
4000A5判/228ページ

自然界には数千種類のポリフェノールが存在し,近年その多様な健康効果が明らかにされつつある。本書は、2019年11月に第9回ポリフェノールと健康国際会議(ICPH2019)が12年ぶりに日本で開催されたことを機に企画された。日本のポリフェノール研究者が結集して、化学物質としてのポリフェノールの基礎科学から、最新の健康機能の知見までを網羅的に解説しており、ポリフェノール研究者にとっても、ポリフェノールの概観を学びたい、あるいは、この分野へ参画したいという方にとってもまずは手に取るとよい一冊である。

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

An Introduction to Mycosporine-Like Amino Acids

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
Bentham Science Publishers2023/04/19ISBN:9789815136104
ハードカバー 17,290円 ペーパーバック 7,945円

Mycosporine-like amino acids (MAAs), have the property of absorbing ultraviolet rays, and are widely used as active ingredients in cosmetics such as sunscreens. They also have many bioactive properties that make them an attractive ingredient for pharmaceuticals and functional food.
 
This book summarizes information about the molecular structures, activities and applications of mycosporine-like amino acids (MAAs). It aims to be an introductory book for undergraduate and graduate students in applied sciences, or as a handbook for researchers in pharmaceutical chemistry and cosmetics.
 
Key features
 
- 11 structured chapters covering the biochemistry of MAAs
- Introduces readers to biochemical and synthetic pathways of MAAs
- Presents information on many bioactive properties of MAAs including helioprotective, anti-inflammatory, antioxidant and anti-collagenase effects
- Simple, clear explanations for learners
- Academic and scholarly references for advanced readers
- Illustrated appendices

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

エッセンシャル植物生理学 = Essential Plant Physiology : 農学系のための基礎

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

牧野周, 渡辺正夫, 村井耕二, 榊原均 著
講談社2022/10/24ISBN:4065295815
3,200円B5・272ページ

本書は農学・理学系で植物を学ぶ学生に向けた「植物生理学」に関する教科書である。第1章で植物科学の歴史を踏まえつつ、食糧問題への植物科学としての貢献、先端技術革新が記すというこれまでの「植物生理学」の教科書とは異なる入口となっている、第2章以降は光合成・呼吸、栄養、生長・発生・分化、生殖、遺伝、植物ホルモン、環境応答などの各論を概説している。数多くの図版、欄外注、コラムなどを配置し、理解しやすい体系を取り入れている。

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

Cyanobacterial Physiology: From Fundamentals to Biotechnology

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春, Rungaroon Waditee-Sirisattha 編集
Elsevier Science2022/05/31ISBN:9780323961066
$165.0021.6 x 1.45 x 27.6 cm・252ページ

Cyanobacteria are ancient, primordial oxygenic phototrophs, and probably the progenitor of oxygen-evolving photosynthesis. They are a prolific source of natural products and metabolites and vitally important for environmental biology and biotechnology.

Cyanobacterial Physiology presents foundational knowledge alongside the most recent advances in cyanobacterial biology. The title examines the challenges of industrial application through an understanding of the basic molecular machinery of cyanobacteria. Sixteen chapters are organized into three sections. The first part covers basic cyanobacterial biology, emphasizing environmental biology such as photosynthesis, nitrogen fixation, circadian rhythm, and programmed cell death. The second part includes the chapters that discuss cyanobacterial extremophiles, adaptations, secondary metabolites, osmoprotectants, and toxins. The third part covers aspects of cyanobacterial application that are based on environmental biology. Leading scientists contribute chapters on cyanobacteria.

Cyanobacterial Physiology presents a comprehensive and vibrant solution for researchers and engineers in biotechnology interested in cyanobacteria and their applications. Topics include the cyanobacterial cell and fundamental physiological processes; the biotechnological potential of cyanobacteria with their versatile metabolism; and advanced applications of cyanobacterial products. At each stage the book is informed by basic and applied research.

マイコスポリン様アミノ酸入門

マイコスポリン様アミノ酸入門

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

景山伯春
三恵社2021/11/01ISBN:9784866935355
1760円(税込み)21 x 14.8 x 2.5 cm・128ページ

紫外線を吸収する性質をもつマイコスポリン様アミノ酸は、サンスクリーン剤(日焼け止め)などの化粧品分野において応用可能な天然化合物である。
近年になって、紫外線吸収能だけでなく、この物質が抗酸化活性や抗炎症作用などに代表される多様な有用機能を有することが明らかになりつつある。
そのため、化粧品分野にとどまらず、医薬品や食品などさまざまな分野での応用利用が検討、展開される可能性がある。
既に世界中の企業から多くの特許が出願されており、マイコスポリン様アミノ酸が配合された化粧品原料やスキンケア製品が市場に送り出されている。

本書は、マイコスポリン様アミノ酸の基本事項、分子構造、活性およびその応用事例をまとめたものであり、理系の大学生や大学院生用の入門書あるいは研究者用のハンドブックとして用いられることを想定している。
(「はじめに」より抜粋)

光合成細菌ー酸素を出さない光合成ー

光合成細菌ー酸素を出さない光合成ー

  • 専門家向け

嶋田敬三・高市真一 編集
裳華房2020/10/25ISBN:9784785358709
4500円A5, 302頁

「光合成」というと、植物が行う“酸素を発生し、炭酸ガスから有機物を合成する働き”を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、酸素を発生しない光合成を行う生物も古くから知られており、これらは「光合成細菌」と呼ばれてきた。植物型光合成と同様の原理で光エネルギーを変換するかが、そのシステムは簡素で、以前から光合成機能解明の研究材料として用いられてきた。本書では、近年の進展を含めた光合成細菌に関する幅広い知識を紹介・解説する。光合成の機構とともに、光合成細菌が生態学的にも進化学的にも興味深い研究対象であること、取り扱いやすい将来性豊かな素材であることも認識してもらえれば幸いである。

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

植物メタボロミクス : ゲノムから解読する植物化学成分

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

斉藤和季 著
裳華房2019/12/20ISBN:9784785351298
定価1760円(本体1600円+税10%)四六判/170頁

基礎から学ぶ植物代謝生化学

基礎から学ぶ植物代謝生化学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

水谷正治,士反伸和,杉山暁史/編
羊土社2018/12/20ISBN:9784758120906
4,536円(税込み)B5判 328ページ オールカラー

動かない植物が生存戦略の1つとしてつくり出す代謝産物について,その成り立ちを「分類と生合成経路」という縦糸と「生合成機構」という横糸で体系的に解説!蓄積や輸送,生物間相互作用までを網羅した教科書

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

Lincoln Taiz et al.(編集)、西谷和彦・島崎研一郎 他(翻訳)
講談社2017/02/25ISBN:9784061538969
12,000円単行本(ソフトカバー):832ページ 

Plant Physiology and Development 6th edition の日本語版。
植物科学のミクロの分野のほぼ全域を網羅した教科書です。
旧版では植物ホルモン毎の章立てとなっていたものが、第6版では発生過程に沿った章立てになり、全章に亘り全面的に改訂され、分量も150頁増となっています。

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

生きものたちをつなぐ「かおり」―エコロジカルボラタイルズ

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

松井 健二/高林 純示/東原 和成
フレグランスジャーナル社2016/04/15ISBN:9784894792685
2,700円単行本: 211ページ

 生きものがわざわざ香りを出すのは少し離れた相手に受け取ってもらうためです。今回私たちがまとめた「生きものたちをつなぐ「かおり」〜エコロジカルボラタイルズ〜」ではこうした「かおり」を介して、どんな生きものたちがどのようにつながっているのか、について実例を挙げて解説してもらいました。植物どうしや虫どうし、動物と植物、それにミジンコまで、色々な生きものたちが色々な様子でつながっています。また、香りは地球大気環境にも影響を与えているようですし、うまく使えば環境にやさしい農業につながるかもしれません。
 11編の解説と8つのトピックスからなっていてどこから読んでもいい構成になっています。

光と生命の事典

光と生命の事典

  • 一般向け
  • 専門家向け

園池 公毅/日本光生物学協会/「光と生命の事典」編集委員会(編集)
朝倉書店2016/03/03ISBN:9784254171617
11,880円単行本: 422ページ

生命を維持していくために,光はエネルギー源,情報源として必要不可欠である。本書は,光と生命に関連する事項や現象を化学,生物学,医学など様々な分野から捉え,約200項目のキーワードを見開き2頁で読み切り解説。正しい基礎知識だけでなく,応用・実用的な面からも項目を取り上げることにより,光と生命の関係の重要性や面白さを伝える。

植物細胞壁実験法

植物細胞壁実験法

  • 専門家向け

石井 忠 他
弘前大学出版会2016/02/24ISBN:9784907192211
5,500円404ページ

本書は、植物細胞壁に関する最新の実験書です。第一線の研究者82名が、実験の具体的なコツや最新の手法について執筆しました。基礎編では、多糖類分析、リグニン分析、機器分析、イメージングについて、応用編では、植物材料の作出、基礎編に記述した手法を用いた細胞壁多糖類の単離・精製と構造解析、多糖類とリグニンの生合成と分解、免疫と防御応答について記載されています。さらにデータベースとして、よく使われるバイオリソースや、多糖関連の化合物・酵素などの情報もまとまっています。

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

スーパーバイオマス:植物に学ぶ,植物を活かす

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

福田 裕穂(編集)/稲田 のりこ(編集)
慶應義塾大学出版会2016/02/17ISBN:9784766423037
3,456円単行本: 184ページ

本書は、石油の代わりに植物バイオマスを利用し、現在の大量消費社会から持続可能な循環型社会へと移行していくための、最先端バイオ技術を紹介するものです。バイオマス資源となる植物の改変についての基本的な知識から技術開発の現状、植物バイオマスを燃料や機能性化学製品に変換するバイオリファイナリー技術開発の最前線と、工業的規模で植物バイオマスを利用する「バイオコンビナート」構想、植物から製品が作られ廃棄されリサイクルされるまでの全工程が持続可能かどうかを評価するライフサイクルアセスメント(LCA)などについてわかりやすく紹介しています。

グスタフ・ゼン 葉緑体の変形と定位運動

グスタフ・ゼン 葉緑体の変形と定位運動

  • 専門家向け

著者:Gustav Senn; 翻訳と注釈: 片岡博尚
東北大学出版会2015/07/25ISBN:9784861632556
4,860円単行本: 446ページ

本書は Gustav Senn Die Gestalts- und Lageveränderung der Pflanzen-Chromatophoren (1908) の日本語全訳です.I. 葉緑体の形態変化,II. 葉緑体の転位,III. 葉緑体の形態と配置が植物の色合いに与える影響,IV.葉緑体の形態変化と転位の生物学的意義,V.総合考察,付録:生きている植物細胞の光屈折

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

杉浦 美羽/伊藤 繁/南後 守/園池 公毅 ほか/杉浦 美羽(編集)/伊藤 繁(編集)/南後 守(編集)
化学同人2015/05/09ISBN:9784759817201
6,480円単行本(ソフトカバー): 288ページ

光合成のエネルギー・物質変換 人工光合成を目指して (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)

光合成生物の進化と生命科学

光合成生物の進化と生命科学

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

三村 徹郎/川井 浩史
培風館2014/06/27ISBN:9784563078133
3,132円単行本: 194ページ

本書は、光合成生物がいつ生まれ、どのように進化・多様化し、現在に至っているか、また人類とのかかわり合いの中で、今後どのように変わっていくと考えられるかを、進化系統学、生態学、生理学、ゲノム学、分子育種学など多方面の専門家が、それぞれの言葉でわかりやすく解説した、他に類をみない教科書です。

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

植物の生態: 生理機能を中心に (新・生命科学シリーズ)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

寺島 一郎 (著)
裳華房2013/08/21ISBN:4785358556
3,024 円単行本: 280ページ

本書では、植物生理生態学の基本を、丁寧に説明した。物理や化学の知識を必要とする箇所では正面突破を試みたが、難しい箇所は説明を長くして脚注をたくさん付け、読者がじっくりと時間をかけて学べるように配慮した。なお、やや程度の高い部分などは電子補遺として裳華房Webサイトからダウンロードできる。

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号)

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (編集)/ 森長 真一 (編集)/ 種生物学会 (編集)
文一総合出版2011/07/09ISBN:4829910879
4,104 円単行本: 376ページ

遺伝子工学の発達により、これまで扱うことのできなかった自然の中で生きる野生生物の遺伝情報を、網羅的に解析することができるようになってきた。この「オミクス技術」は、進化生物学や生態学などの野外生物学にとって、きわめて強力なツールといえる。実際に野外生物に応用した研究例と、基本技術を解説。

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

新しい植物ホルモンの科学 第2版(KS一般生物学専門書)

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

小柴 共一 (編集)/ 神谷 勇治 (編集)
講談社2010/03/30ISBN:4061534467
3,456 円単行本(ソフトカバー): 216ページ

植物ホルモン入門書の改訂版。植物ホルモンの基本的性質から、分子レベルの作用やホルモン間の情報のクロストーク、受容体など最新の知見を解説。

Photobook植物細胞の知られざる世界

Photobook植物細胞の知られざる世界

  • 一般向け
  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

永野 惇 (著)/ 桧垣 匠 (著)
化学同人2010/03/05ISBN:4759811974
1,944 円単行本(ソフトカバー): 100ページ

植物の真実の姿に迫る、“世界初”植物細胞の写真集。

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

植物を考える―ハーバード教授とシロイヌナズナの365日

  • 一般向け
  • 専門家向け

ニコラス ハーバード/Nicholas Harberd(原著)/塚谷 裕一(翻訳)/南澤 直子(翻訳)
八坂書房2009/02/28ISBN:9784896949261
3,024円単行本: 395ページ

研究テーマを見失ったハーバード教授は、実験室を出て、野生のシロイヌナズナの観察をはじめた。植物は、なぜ育つのか!?風景も、音楽も、子供たちとの触れ合いも、すべてが植物の成長を思うことにつながる生活で、研究へのエネルギーが戻るきっかけは、意外なところからやってきた!芽生えから展葉、開花、結実、枯死という、植物の一生:種から種までの、驚きにあふれる生活史を、分子遺伝学の研究成果をまじえながら、詳細に語る。

テイツ/ザイガー植物生理学

テイツ/ザイガー植物生理学

  • 大学教科書向け
  • 専門家向け

西谷 和彦 (翻訳)/ 島崎 研一郎 (翻訳)/ L.テイツ E.ザイガー
培風館2004/07/01ISBN:4563077844
11,448 円大型本: 679ページ

植物生理学の国際標準の教科書として広く世界各地で読まれてきた名著の第3版を、各分野の専門家23名が分担して翻訳。最先端の学問の進歩を遺漏なく取り入れ、精選された項目に限ったコンパクトな教科書。