一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

日本植物生理学会 男女共同参画委員会について

男女共同参画委員長 大谷 美沙都

日本植物生理学会の男女共同参画委員会は、下記のような活動を行っています。
(1) 男女共同参画セミナーを開催する。
(2) 年会において保育室を運営する。
(3) 自然科学系学会・協会の連合組織である男女共同参画学協会連絡会 (2002年設立)の会員として、他の学会と協同して男女共同参画を推進する。

本委員会は、女性研究者の育成と研究環境の改善を目指し、2011年に発足しました。現在もこの目標は変わっていませんが、本委員会では、この目標をもう少し大きく捉え、女性だけに限らず「一人でも多くの人が活躍できる、安心して子育てをしながら研究・教育活動ができる環境の整備」を目指していきたいと考えています。2019年暮れからの世界的なパンデミックによって、私たちの社会は大きく様変わりしました。私たち日本植物生理学会の活動も、年会の中止やオンライン化など、大きな影響を受けました。この間にそれまでの当たり前が当たり前でなくなり、新しい価値感が生まれ、そして現在、ポストコロナへの動きが本格化し始めています。いまこそ、本委員会が目指してきたダイバーシティ&インクルージョンを推進し、「誰も取りこぼさない」ポストコロナ時代の日本植物生理学会の再構築に向けて、活動していきたいと考えています。
知の創造と人材の育成は、あらゆる多様性があってこそ実現するものです。多様な価値観を受容・尊重することは本学会、ひいては社会全体のパフォーマンスの向上につながります。20年後、30年後、さらにその未来のために、男女共同参画推進を会員の皆様と一緒に考えていきたいと思います。ご支援および積極的なご参加をお願い申し上げます。

男女共同参画委員

大谷 美沙都、武宮 淳史、富永 基樹、濱田 隆宏、安居 佑季子、吉田 聡子

学会活動