目的と活動
日本植物生理学会 (Japanese Society of Plant Physiologists) は、植物生理学の分野における学術交流を促し、この分野の発展に寄与することを目的として1959年に設立されました。以来、植物と微生物を対象とした生化学、分子生物学、細胞生物学、遺伝学などの関連分野の研究者も参加する “植物の機能に関する科学” の総合学会として発展してきました。2014年には、社会からの期待に応える学術団体として法人化され、一般社団法人日本植物生理学会として活動を続けています。
本会は設立当初から国際性を重視し、欧文学術誌 “Plant and Cell Physiology (PCP)” を刊行しています。PCPは、植物科学分野の原著論文誌として世界的にも上位にランクされる学術誌となり、海外からの投稿が半数以上を占めるようになりました。一方、年間行事として “年会” を春に開催しています。この年会には1,000名を優に超える参加者があり、そこでは、植物科学の広範囲をカバーする一般講演やシンポジウムなどを通じて、会員相互間の交流が深められています。年会では、高校生の研究発表会も並行して行われています。さらに、年会以外の場での学術交流を目的に国際会議やシンポジウムを共催し、学会賞を設けて優れた研究者やPCPに発表された論文を毎年顕彰するなど、幅広い活動によってわが国における植物科学の振興に努めています。
日本植物生理学会では、ホームページを通して会員相互間の日常的な交流が図られています。さらに、会員外の一般の方々への情報提供の場として 「みんなのひろば」 を設け、会員の研究紹介や植物への質問を受け付けています。最近では、これらの植物に関する質問をまとめた本も出版され好評です。これらの活動に限らず、植物科学のすそ野を広げるためのイベント、中高生への授業、男女共同参画事業なども組織的に支援しています。
本会には、通常会員、賛助会員として入会いただけます。学生は3分の1の会費で通常会員になれます。会員はPCPのオンラインアクセスが無料となり(永年会員を除く)、学会の情報や植物科学関連の学術情報が、学会通信 (国内会員用)、「Newsletter」、電子メール配信等によって届けられます。
学会活動
- 会長挨拶
- 本会の紹介
- 会長挨拶
- 目的と活動
- 沿革
- 提言・社会へのアピール
- 学会組織図
- 定款・細則
- 各種規程
- 会員種別
- 賛助会員
- 王子製紙株式会社研究開発本部 森林資源研究所
- カゴメ株式会社 総合研究所
- 株式会社サカタのタネ 君津育種場
- 株式会社資生堂リサーチセンター 図書室
- 株式会社島津製作所
- キリンホールディングス株式会社 フロンティア技術研究所
- クミアイ化学工業株式会社 研究開発部
- クリムゾン インタラクティブ プライベート リミテッド
- サントリー株式会社 研究センター図書室基礎研・植物G
- 住友化学工業株式会社 農業化学品研究所図書室
- 全農営農総合対策部 生産システム研究室
- 株式会社 NOKA
- 日産化学株式会社 生物化学研究所
- 日清製粉グループ本社 基礎研究所
- 日本たばこ産業株式会社 植物イノベーションセンター
- 日本たばこ産業株式会社 葉たばこ研究所図書室
- バイエルクロップサイエンス株式会社開発本部生物開発部
(旧 日本バイエルアグロケム株式会社開発本部技術開発部) - 浜松ホトニクス株式会社 中央研究所
- メイワフォーシス株式会社
- 日本曹達株式会社
- 事務局へのアクセス
- 特定商取引法に基づく表示
- 役員(理事・監事)
- 代議員
- 委員
- 学会賞
- 学会データ集
- 男女共同参画
- 植物科学新技術WG