開催概要

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ランチョンセミナー
◆PCPランチョンセミナー
「PCP掲載論文のインパクトを上げるには」
日 時:
年会1日目 3月19日(木)12:40~13:30
会 場:
H会場

競争が激化するグローバル研究及び昨今の出版業界において最も重要なことは、自身の論文のインパクトを上げ、差別化を図ることです。当ランチョンセミナーでは、Plant & Cell Physiology (PCP)が掲載論文をより効果的に宣伝し、全世界へ発信すると共に、各論文が適した読者のもとに届き、見合った評価を得るという観点において、いかに有益なジャーナルであるかということを説明いたします。

概 要:
a)2020年PCP:新編集体制と展望について(新編集長より)
b)自己宣伝の重要性
c)どのように論文のインパクトを向上させるか
PCP編集実行委員への質疑が可能です。

※事前予約不要。先着150名様にお弁当とお茶をご用意します。


◆プロメガ株式会社 ランチョンセミナー
「核酸精製の自動化および発光ペプチドタグの植物への応用」
日 時:
年会1日目 3月19日(木)12:40~13:30
会 場:
Y会場

プロメガはルシフェラーゼ発光技術ならびに核酸精製技術などを用いてライフサイエンス研究のために優れたツールを提供しています。今回のセミナーでは2つの技術を植物生理学に応用した新しいアプリケーションをご紹介いたします。

1)不均一な多数の植物サンプルからの安定した核酸抽出
演者:永野 惇 先生(龍谷大学 農学部 植物生命科学科)
要旨:我々のグループでは、多数の野外サンプルを用いてトランスクリプトーム解析を行っています。そのためには、不均一な多数のサンプルから安定したRNA抽出を行うことが重要です。多数のサンプルを扱う上での苦労や、工夫についてご紹介できればと思います。

2)高感度タンパク質検出系‐HiBiTの植物への適応と転写因子の定量化
演者:吉竹良洋 先生 (京都大学大学院 生命科学研究科 遺伝子特性学分野)
要旨:我々は、コケの1つであるゼニゴケをモデルに植物に共通する日長応答性機構の解明に取り組んできた。この中で日の長さを認識するタンパク質とそのシグナルを受けて分解される転写因子に着目し、Promega社のHiBiT技術を導入することで、1. 植物で初めてHiBIT融合タンパク質の定量系を開発し、 2.この転写因子が日長に応じて分解される様子の定量化に成功した。本発表では、これまでの転写因子タンパク質の定量化に向けた研究の試行錯誤とHiBiT技術の有用性について紹介したい。

※このセミナーは日本語で行われます。
※先着100名の方にお弁当とお茶をご用意しています(事前申し込みは不要)。


◆イルミナ株式会社 ランチョンセミナー
日 時:
年会2日目 3月20日(金)12:00~12:50
会 場:
Y会場

講演1:「植物ゲノム研究におけるイルミナNGSの利用事例」
演者:理化学研究所環境資源科学研究センター チームリーダー 持田 恵一 先生
高速シーケンサーの様々なアプリケーションが植物科学や作物育種の研究現場で利用されている。私たちは、イルミナが提供するNGSシリーズを、モデル植物、作物、微細藻類のゲノムやトランスクリプトームの解析に用いてきた。このセミナーでは、NovaSeq6000やiSeq100といったシーケンサーを用いた私たちの解析事例を紹介する。NovaSeq6000のスケールメリットを活かした解析では、オオムギ等の作物における大量の野外サンプルのトランスクリプトーム解析や、エクソームシーケンシングによる集団レベルの多型解析などを紹介する。小型のベンチトップシーケンサーであるiSeq100は、ターゲットアンプリコンシーケンシングによる特定の遺伝子の多型解析や、新しいライブラリ作成キットや外注前のシーケンシングライブラリの小規模なテストに使いやすい。発表では、イルミナシーケンサーで利用できるライブラリ作成キット等に関しても適宜紹介したい。

講演2:「植物ゲノム情報の整備から育種現場の応用までイルミナNGSの有用性」
演者:イルミナ株式会社 アプライドゲノミクススペシャリスト 李 爽
イルミナ次世代シーケンサーは2019年末時点で世界15,000台以上導入されており、植物生物学分野で様々な研究発見に加速できている。ゲノム情報の整備から、遺伝子制御、発現解析、形質スクリーニングまで、目的に沿った方法とNGS装置を選択できる。本発表では、植物ゲノミクス、作物育種学に使用できる重要なアプリケーションを紹介し、それぞれのアプリケーションに適応した装置も説明する。例えば、ゲノム情報の解読やゲノムワイドな変異解析について、NovaSeq6000による全ゲノムシーケンスの有用性を紹介したい。日本国内の導入例として、タカラバイオ株式会社は、NovaSeq6000による次世代シーケンス解析の費用は従来より大幅に削減できる。そして、形質スクリーニングなどのアンプリコンシーケンスについて、iSeq100を利用することで、初期の導入費用は大幅に削減し、サンガーシーケンサーの代替品や大型装置のテストランとして使われている。更に、今年1月に新発売したベンチトップシーケンサーNextSeq2000は超高速な二次解析ソリューション DRAGEN を搭載し、大幅な利便性向上を達成し、今後さらなるコストの削減を期待できる。

※このセミナーは日本語で行われます。
※先着100名様までにお弁当とお茶をご用意しています。事前申し込みは不要です。


◆オリンパス株式会社 ランチョンセミナー
日 時:
年会2日目 3月20日(金)12:00 ~ 12:50
会 場:
Z会場

お蔭様でオリンパスは昨年10月に創業100周年を迎えることができました。今後も顕微鏡づくりに勤しみ、研究者の皆様方の研究成果に少しでも貢献させていただける様、努力して参りますので今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今回は、国立遺伝学研究所 小田 祥久先生をメイン講師にお招きし、植物研究分野におけるコンフォーカルを用いたご研究の数々をご紹介いただきます。また、セミナー前半では弊社による最新コンフォーカルと100周年にあわせて発売した新対物レンズをご紹介させていただきます。皆様のご来場をお待ちしております。

1.「ライブイメージングから切り拓く細胞内秩序形成~オリンパスの共焦点技術と挑む~ 」

国立遺伝学研究所 細胞制御研究室 教授   小田 祥久先生

2.共焦点レーザー走査型顕微鏡FV3000/新対物レンズのご紹介

オリンパス株式会社 加藤 誠

※本セミナーは日本語で行われます


◆男女共同参画ランチョンセミナー
「なぜ女性研究者が少ないのか:18,000人の研究者を対象にした大規模アンケートの結果から考える」
日 時:
年会3日目 3月21日(土)12:00~12:50
会 場:
Y会場

アンケート解説:国立保健医療科学院 阪東美智子先生、静岡大学 本橋令子先生

会員の皆さんは、「大学院の研究室には女子学生が多いのに、なぜか教授や准教授には女性が少ない」と感じられたことはありませんか?実際のところ、アカデミックなポストを得る女性は少ないのでしょうか?少ないとすれば、それはなぜなのでしょうか?そもそも、大学などの研究機関に職を求める女性が(男性に比べて)少ないのか、それとも、別な理由で研究職をあきらめている人が多いのか?あきらめるとしたら、どんな理由で?
男女共同参画ランチョンセミナーでは、「なぜ女性研究者が少ないのか」というテーマについて、正面から考えてみたいと思います。国立保健医療科学院・阪東美智子先生と静岡大学・本橋令子先生に解説をお願いし、18,000人の研究者を対象とした大規模アンケート(男女共同参画学協会実施)の結果を中心に議論します。参加者の方には、クイズ、質問などに随時回答していただく、インタラクティブな形式でのセミナーとなりますので、できるだけスマートフォン、タブレット型端末、ラップトップコンピュータなどをご持参ください。お持ちでない方ももちろんご参加いただけます。

※先着100名の参加者に弁当とお茶をご用意しています。
※セミナー当日8:30より、年会受付付近で70名分の弁当の整理券を配布します。

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