質問者:
その他
いずはら だいち
登録番号0358
登録日:2005-08-25
むらさきいろのあさがおのいろは、ゆうがたになるとなぜあかいろにかわるのですか?みんなのひろば
あさがおのいろのへんか
いろいろしらべたけれど、むずかしいことばでわかりませんでした。
わかるようにおしえてください。
いずはらだいちさん
花の色の専門家、名古屋大学の吉田久美先生に伺いました。次のような回答を頂きました。少し難しい内容ですが、アントシアンという色素が青や赤の色を出すのですが、このアントシアン色素(赤葡萄酒に色も同じです)はアルカリ性では青く、酸性では赤くなる性質をもっています。植物の細胞はくたびれてくると酸性になってしまうので、中にあったアントシアンが赤く変化するためのようです。
しつもんありがとうございます。
よくかんさつできましたね。
あさがおはひらくときにどんないろのはなでも、いろのついたさいぼうのpH (ぺーはー、すいそイオンのうどといいます。すっぱさをあらわすしゃくどです)があがります。つまり、よりさいぼうがすっぱくなくなります(酸性の反対、アルカリ性になっています)。
これには(アルカリ性を保つためには)とてもエネルギーをつかいますので、しぼむときにはちからがなくなって、もういちどもとのぺーはーにもどります。つまり、さいぼうがすっぱくなっていきます。
そうすると、はなびらのなかのしきそのいろがあかっぽくへんかするのです。
もうひとつかんさつしてみてください。このむらさきいろのあさがおのつぼみをわってみてください。
どんないろでしょうか?むらさきいろでしたか?それとも、ゆうがたとおなじようなあかっぽいいろでしょうか。
吉田 久美(名古屋大学大学院情報科学研究科生命情報論講座)
花の色の専門家、名古屋大学の吉田久美先生に伺いました。次のような回答を頂きました。少し難しい内容ですが、アントシアンという色素が青や赤の色を出すのですが、このアントシアン色素(赤葡萄酒に色も同じです)はアルカリ性では青く、酸性では赤くなる性質をもっています。植物の細胞はくたびれてくると酸性になってしまうので、中にあったアントシアンが赤く変化するためのようです。
しつもんありがとうございます。
よくかんさつできましたね。
あさがおはひらくときにどんないろのはなでも、いろのついたさいぼうのpH (ぺーはー、すいそイオンのうどといいます。すっぱさをあらわすしゃくどです)があがります。つまり、よりさいぼうがすっぱくなくなります(酸性の反対、アルカリ性になっています)。
これには(アルカリ性を保つためには)とてもエネルギーをつかいますので、しぼむときにはちからがなくなって、もういちどもとのぺーはーにもどります。つまり、さいぼうがすっぱくなっていきます。
そうすると、はなびらのなかのしきそのいろがあかっぽくへんかするのです。
もうひとつかんさつしてみてください。このむらさきいろのあさがおのつぼみをわってみてください。
どんないろでしょうか?むらさきいろでしたか?それとも、ゆうがたとおなじようなあかっぽいいろでしょうか。
吉田 久美(名古屋大学大学院情報科学研究科生命情報論講座)
JSPPサイエンスアドバイザー
今関 英雅
回答日:2009-07-03
今関 英雅
回答日:2009-07-03