質問者:
中学生
壱護
登録番号1086
登録日:2006-10-20
苺には何種類あってどんなものがあるのか種類の名前を全て教えてください!!苺の種類etc
苺ができるまでの過程と育て方のコツや条件、苺が赤い理由や名前の由来や苺を最初に作った国はどこでどうやって日本まできたのか、世界で一番大きい苺の種類と一番小さい苺の種類や苺の未来について教えてください!!
壱護さま
質問拝見いたしました。担当の柴岡と申します。まず最初に、このコーナーは日本植物生理学会の質問コーナーであるということをご理解頂きたいと思います。日本植物生理学会は植物がどうやって生きているのかということを研究している人達の集団で、イチゴの種類がどのくらいあるかとか、世界で一番大きいイチゴがなんで、小さいイチゴがなんであるかなどということを問題にしている人達の集団ではないのです。植物生理学会がどのような研究者の集団であるかは、“みんなの広場”の中の、“植物科学トピックス”や“画像ギャラリー”をご覧になれば良く分かると思います。ということで、折角、質問をお寄せ頂きましたが、殆どの部分については、植物生理学会の守備範囲外とさせて頂きます。さて、植物の正式な日本名を和名といいますが、イチゴという和名の植物はありません。フユイチゴ、モミジイチゴ、ヘビイチゴ、オランダイチゴというようにイチゴの前に何かが付いています。これらは全て違う種でそういう意味でのイチゴの種類は30種類以上あります。どういう名前かは植物図鑑に出ているので、調べて下さい。このようないろいろな種類のイチゴは有史以前から食用にされていたと考えられており、どこの国で作られたかというものではありませんが、市販されているオランダイチゴについてはアメリカ原産のイチゴ2種類をかけ合わせて、オランダで作られたとされています。このオランダイチゴは日本には江戸時代に持ち込まれましたが普及せず、明治時代になって始めて栽培されるようになったようです。オランダイチゴは日本でも品種改良が進み、数多くの品種が開発されていますが、品種改良は世界各国で行われており、世界中にどのくらいの品種があるのか、ちゃんと調べれば分かるのかも知れませんが、植物生理学会の守備範囲外ですので、調べる積もりはありません。頂いた質問の中に植物生理学会でお答えしなければならない部分があるとすれば、イチゴが何故赤いかという部分で、このことに関しては、植物の色についての研究を長年にわたりなさって来られた熊本大学の吉玉国二郎先生から、アントシアンという色素によるものであるとのお答えを頂いています。
質問拝見いたしました。担当の柴岡と申します。まず最初に、このコーナーは日本植物生理学会の質問コーナーであるということをご理解頂きたいと思います。日本植物生理学会は植物がどうやって生きているのかということを研究している人達の集団で、イチゴの種類がどのくらいあるかとか、世界で一番大きいイチゴがなんで、小さいイチゴがなんであるかなどということを問題にしている人達の集団ではないのです。植物生理学会がどのような研究者の集団であるかは、“みんなの広場”の中の、“植物科学トピックス”や“画像ギャラリー”をご覧になれば良く分かると思います。ということで、折角、質問をお寄せ頂きましたが、殆どの部分については、植物生理学会の守備範囲外とさせて頂きます。さて、植物の正式な日本名を和名といいますが、イチゴという和名の植物はありません。フユイチゴ、モミジイチゴ、ヘビイチゴ、オランダイチゴというようにイチゴの前に何かが付いています。これらは全て違う種でそういう意味でのイチゴの種類は30種類以上あります。どういう名前かは植物図鑑に出ているので、調べて下さい。このようないろいろな種類のイチゴは有史以前から食用にされていたと考えられており、どこの国で作られたかというものではありませんが、市販されているオランダイチゴについてはアメリカ原産のイチゴ2種類をかけ合わせて、オランダで作られたとされています。このオランダイチゴは日本には江戸時代に持ち込まれましたが普及せず、明治時代になって始めて栽培されるようになったようです。オランダイチゴは日本でも品種改良が進み、数多くの品種が開発されていますが、品種改良は世界各国で行われており、世界中にどのくらいの品種があるのか、ちゃんと調べれば分かるのかも知れませんが、植物生理学会の守備範囲外ですので、調べる積もりはありません。頂いた質問の中に植物生理学会でお答えしなければならない部分があるとすれば、イチゴが何故赤いかという部分で、このことに関しては、植物の色についての研究を長年にわたりなさって来られた熊本大学の吉玉国二郎先生から、アントシアンという色素によるものであるとのお答えを頂いています。
JSPPサイエンスアドバイザー
柴岡 弘郎
回答日:2006-10-23
柴岡 弘郎
回答日:2006-10-23