Ｍｒ．Ｔｅｎｎｉｓ様

スイレンの寿命についての質問（登録番号1299）にお答えします。
スイレンの栽培に関することは、専門の園芸家にお聞きになるのがよろしいかと思いますが、一般論として考えられることを答えさせていただきます。
「スイレン」といっても様々あります。和名ヒツジグサのことなのか、ハスのことなのか、他の栽培品種のことなのか。実際にそちらで育てておられるものはどれなのか分かりませんが、種類によって個別に特殊性がある訳ではないと思います。スイレンに寿命については、知りうる文献ををしらべても記載はないようです。寿命があるとは思えません。御市がどこなのか知しりえませんが、熱帯性のスイレンを戸外の池で栽培している訳ではないでしょう。したがって、気温や水温の変化が原因ではないでしょう。質問内容から判断すると、開花どころか葉の出ず、地下茎が腐ったような状態だということですので、多分なにかの原因で地下茎が死に、新芽を作ることができなかったのではないでしょうか。考えられることは、池底に枯れた植物体などが沈積して腐敗し、土壌が酸欠状態になったとか、排水してしまったために底土の乾燥期間が長過ぎたとか、農薬などの薬品が流入して土壌が汚染したためとか、微生物／昆虫などによる病気（ハスにそのような病気があるどうかはわかりませんが）のためなどです。池の水に生物が棲んだり、植物が育ったりするためには、水が生きていない土だめです。一番大きな条件は溶存酸素の濃度だと思います。具体的な栽培についてはスイレンの専門業者などにおたずね下さい。Webをサーチされれば見つかると思います。