質問者:
会社員
月子
登録番号1540
登録日:2008-02-08
焼き餃子を食べようとしたら中に紫色の物が入っていて、大きさは、他の野菜と同じ大きさ位です。人工物のような感じは、しないのですが原材料に紫色に変色をしそうなものを調べてみてキャベツのような気がしています。キャベツの色素
普通のキャベツにもアントシアニンの色素は、入っていますか?
調理などの行為によって紫色に変色することは考えられますか?
月子 さん:
みんなの広場 質問コーナーのご利用ありがとうございます。
キャベツにはたくさんの品種があります。広い意味ではコールラビやブロッコリー、カリフラワーなどもキャベツの仲間です。普通の球キャベツは外側が緑色で中央部は黄白色ですが、同じ祖先をもつ品種に紫色の色素をもつムラサキキャベツ(赤キャベツ、ルビーボール)があります。一般に市販されていて調理の材料に使われています。キャベツと同じ仲間の葉牡丹に白色と赤(紫)の品種があるのと同じことです。
遺伝的にアントシアニンを合成できるかできないかの違いですので、普通のキャベツにはアントシアニンはほとんど含まれていません。抽出したアントシアニンは酸性で赤、中性付近で紫、アルカリ性で青と色を変化させる特徴がありますが、緑色や黄白色の蔬菜にはアントシアニンがほとんどありませんので調理で紫色になることはありませんし、紫色に変化するほかの色素の存在も記録にはありません。
みんなの広場 質問コーナーのご利用ありがとうございます。
キャベツにはたくさんの品種があります。広い意味ではコールラビやブロッコリー、カリフラワーなどもキャベツの仲間です。普通の球キャベツは外側が緑色で中央部は黄白色ですが、同じ祖先をもつ品種に紫色の色素をもつムラサキキャベツ(赤キャベツ、ルビーボール)があります。一般に市販されていて調理の材料に使われています。キャベツと同じ仲間の葉牡丹に白色と赤(紫)の品種があるのと同じことです。
遺伝的にアントシアニンを合成できるかできないかの違いですので、普通のキャベツにはアントシアニンはほとんど含まれていません。抽出したアントシアニンは酸性で赤、中性付近で紫、アルカリ性で青と色を変化させる特徴がありますが、緑色や黄白色の蔬菜にはアントシアニンがほとんどありませんので調理で紫色になることはありませんし、紫色に変化するほかの色素の存在も記録にはありません。
JSPPサイエンスアドバイザー
今関 英雅
回答日:2008-02-18
今関 英雅
回答日:2008-02-18