一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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どちらが本当なんでしょうか?

質問者:   自営業   星の王子
登録番号1578   登録日:2008-04-08
 以前、枝が長く伸びてもその重みで折れない理由は?・・・と質問しましたら、広葉樹では引っ張りあて材が発達して枝が垂れ下がるのを防いでいる・・と回答いただき、あて材の発達しないサクラで枝が垂れ下がる・・・とも回答にありました。その中で案内いただいた「これでナットク!植物の謎」を早速求めて読んでいましたら、Q23に、「サクラなどの被子植物の枝では、年輪は同心円状ではなく、枝の上側で広く、下側で狭くなっていて枝を引っ張り上げている・・・」とあり、あて材が発達するとの見解が述べられています。この2例の見解の相違はどう言ったことなのでしょうか?細かいことで申し訳ありませんが宜しくお願いします。
星の王子さま

登録番号1417 の回答が言葉足らずだったためか混乱を生じさせてしまったらしく、ゴメンナサイ。登録番号1417 の回答も“これでナットク!植物の謎”の Q23 の回答も私が書いているので、見解の相違というものはありません。登録番号1417 の回答の中の“あて材の発達しないサクラで枝がしだれることから”というくだりですが、サクラにはあて材の発達している普通のサクラと、発達していないシダレザクラがあり,“あて材の発達しないサクラ”とはシダレザクラのことです。これで 登録番号1417 の回答と“これでナットク!”Q23 の回答の間に矛盾がないことがお分かり頂けると思います。
JSPPサイエンスアドバイザー
柴岡 弘郎
回答日:2008-04-21
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