質問者:
その他
高崎 寛則
登録番号0166
登録日:2004-11-19
イネの根にDWに溶解した2,4-Dを4.5μMと高濃度で処理すると処理液の表面に油膜のようなものが確認できるのですが、これはなにでしょうか?
みんなのひろば
イネの根に2,4-Dを与えると
高崎さま
実験条件がはっきりしないので、的確にお答えできているかどうかはわかりませんが、2,4-Dのフリーベース(塩になっていない形態)は水に対する溶解度が極めて低く、少量のエタノールに完全に溶解してから水で希釈します。この際でも、完全にエタノールで溶かさなかったりすると、水を加えた時に、水の表面に溶けきれずに析出した結晶が浮く場合があり、一見、油膜のように見える場合があります。最初の濃度が高すぎても、水で希釈した場合、同様の結果になる場合があります。
このご質問が、上の現象と同じものを見ているのかどうか、判断できません。ご質問は、サンプルに処理したときに、サンプルが再結晶化の引き金になったのかもしれませんが、結論は出しかねます。
ご参考にしていただければ幸いです。
実験条件がはっきりしないので、的確にお答えできているかどうかはわかりませんが、2,4-Dのフリーベース(塩になっていない形態)は水に対する溶解度が極めて低く、少量のエタノールに完全に溶解してから水で希釈します。この際でも、完全にエタノールで溶かさなかったりすると、水を加えた時に、水の表面に溶けきれずに析出した結晶が浮く場合があり、一見、油膜のように見える場合があります。最初の濃度が高すぎても、水で希釈した場合、同様の結果になる場合があります。
このご質問が、上の現象と同じものを見ているのかどうか、判断できません。ご質問は、サンプルに処理したときに、サンプルが再結晶化の引き金になったのかもしれませんが、結論は出しかねます。
ご参考にしていただければ幸いです。
東北大学
山谷 知行
回答日:2008-07-10
山谷 知行
回答日:2008-07-10