そふと　さん：

みんなの広場 質問コーナーのご利用ありがとうございます。
家で育てている花が、時間が経つにつれてどんどん枯れてしまうのは悲しいことですね。
ご質問を何度も何度も読み返してみたのですが、このご質問に書かれている内容は二通りに解釈されます。１）どうして花はしおれ、枯れるのかという疑問と、２）ほかのところの同じ花は元気なのに、そふとさんが育てている花は枯れてしまったのはどうしてかという疑問です。ご質問の意味が１）の内容であれば、登録番号1667に同じような質問がありましたので参考にしてください。中学生向きにわかりやすく書き直すと次のようになります。家庭の花壇などで「花」といっているものの多くは一年生、二年生あるいは宿根草、球根植物ですね。これらの植物は、春か秋に芽を出して、それから一年以内に花を咲かせ、果実（種子）を作って植物自体は枯れてしまい一生を終えるもの（一年生、二年生）と果実を作った後、地上部は枯れてしまうけれども、地下にある根、地下茎あるいは鱗茎は生き残っていて、翌年芽を出すもの（宿根草、球根植物）です。多くの草の仲間の寿命はおよそ一年以内ということです。その間に、子孫を残すために種子を作ります。種子のなかには次の子どもが自立できるようになるまでの栄養分をたくさん蓄えてあります（人間はそれらの蓄えられた栄養分を食糧として頂いているわけです）。このように親の植物体がたくさんのエネルギーを種子に貯め込む頃には自分の体を養うことができなくなって枯れると考えられています。
もしも、ご質問の内容が２）であれば、とてもお答えが難しいのですが、もっと詳しい状況を教えてください。「家で育てている花」というのは、１）何という植物ですか、特定の花なのか、そふとさんが育てるどんな花も枯れてしまうのですか、２）鉢植えですか、地面に植えているのですか、３）土はどんなものを使っていますか――市販の培養土なのか、砂や腐葉土などを混ぜて自分で調合したものなのか――、４）水は毎日どのくらいあげていましたか、５）肥料はあげましたか、あげたとしたらどんな肥料をどのくらいあげましたか、などなど、なるべく育てた条件を詳しく教えてください。その上で、お答えできるならお答えします。ふつうは、水のやりすぎか乾燥のしすぎ、濃い肥料のあげすぎ、土のなかに有害な動物（たとえばネマドーダ）や病原菌がたくさんいる、土が粘土質で空気の通りが悪い、土が極端な酸性土壌か重金属で汚染されている、空気汚染が局所的にひどい、などの条件がない限り、悲しくなるほど毎度、花が枯れてしまうことはおきないのですが。