みんと　さん

ご質問をありがとうございました。
陸上植物の細胞には葉緑体と呼ばれる細胞内小器官が存在し、葉緑体には葉緑素（クロロフィルとも呼ばれることもある）が含まれていて光合成において重要な役割を担っています。クロロフィルの色は何時もほぼ緑色です。
ところが、植物は、時としてクロロフィル以外の色素を多量に含んでおります。代表的な例は、トマトやニンジンなどに含まれるカロテノイド（または、カロチノイド）やアカジソなどに含まれるアントシアニンです。
上に述べた３種類の色素は、その細胞内において存在する場所や化学的な性質に大きな違いがあります。したがって、これらの色素を分けて取り扱うことができます。
問題のカリフラワーの色素が何で、どのような方法で他の色素から区別して取り扱えるかについてこの夏休みに考えてみて下さい。