一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

植物Q&A

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キュウリの皮の変色について

質問者:   会社員   音羽裕之
登録番号1850   登録日:2008-11-19
キュウリを次亜塩素酸Naで殺菌処理すると、皮が一部茶色に変色していることがあります。どのようなメカニズムで変色しているのでしょうか?
ブルームと次亜塩が反応して熱を発するから茶色くなってしまうのでしょうか?
教えてください。
音羽裕之さま

次亜塩素酸ナトリウムに殺菌作用があるということは、次亜塩素酸ナトリウムに細菌やカビの細胞を殺す働きがあるということです。同様に次亜塩素酸ナトリウムは濃度によってはキュウリの細胞も殺します。キュウリが茶色になったのは、使った次亜塩素酸ナトリウムの濃度が高すぎて、キュウリの細胞が死んだためだと思います。
JSPPサイエンスアドバイザー
柴岡 弘郎
回答日:2008-12-01