質問者:
中学生
ゆり
登録番号1979
登録日:2009-05-26
こんにちは。アルファ・ナフタレン酢酸とベンジルアデニンの溶解方法と組織培養について
この間のご回答を参考にさせてもらいながら、クローバーの組織培養を自由研究でやらせていただくことにしました。
アルファ・ナフタレン酢酸とベンジルアデニンは、なにでどんな量で溶かせばよいのでしょうか?
脱分化させるときは、アルファ・ナフタレン酢酸を0.1mg/L、ベンジルアデニンを1.0mg/L、ショ糖を20g/L、寒天を0.8%含むMS培地です。
この培地の中に、ビタミン類(MS処方かB5処方)を入れるそうなのですが、ビタミン類(MS処方かB5処方)がよくわかりません。何を入れればよいのですか?
それから、再分化させるときに、どんな植物ホルモンの濃度で不定芽や不定根が発生するのか実験する予定なのですが、アルファ・ナフタレン酢酸とベンジルアデニンの目安となる濃度もしくは量を教えて下さい。
宜しくお願い致します。
ゆり様
いよいよクローバーの組織培養を始められるそうで、頑張って下さい。
ご質問のお答えは細かい数字を並べることになるので、参考書をご紹介するほうが良いと思います。
私の持っている参考書はどれも古いものなので、お教えしても入手出来ないのではないかと思い、本屋さんに行き、今でも普通に入手できるものを探してみました。
「モデル植物の実験プロトコール」改訂3版 秀潤社 が良いと思います。この本の培養に関する章の中には、何種類かの植物の培養の仕方が書かれていますが、クローバーと同じマメ科の“ミヤコグサ”の部分が参考になると思います。ナフタレン酢酸もベンジルアデニンも培養に使う濃度でしたら、水で溶かすことが出来ます。マグネティックスターラーがあると溶かすのが楽ですが、なくても溶かすことはできます。
ご紹介した本を参考にして、実験を始めてみて、分からないことが出てきましたら、また質問して下さい。
いよいよクローバーの組織培養を始められるそうで、頑張って下さい。
ご質問のお答えは細かい数字を並べることになるので、参考書をご紹介するほうが良いと思います。
私の持っている参考書はどれも古いものなので、お教えしても入手出来ないのではないかと思い、本屋さんに行き、今でも普通に入手できるものを探してみました。
「モデル植物の実験プロトコール」改訂3版 秀潤社 が良いと思います。この本の培養に関する章の中には、何種類かの植物の培養の仕方が書かれていますが、クローバーと同じマメ科の“ミヤコグサ”の部分が参考になると思います。ナフタレン酢酸もベンジルアデニンも培養に使う濃度でしたら、水で溶かすことが出来ます。マグネティックスターラーがあると溶かすのが楽ですが、なくても溶かすことはできます。
ご紹介した本を参考にして、実験を始めてみて、分からないことが出てきましたら、また質問して下さい。
JSPPサイエンス・アドバイザー
柴岡 弘郎
回答日:2009-06-01
柴岡 弘郎
回答日:2009-06-01