質問者:
一般
くりちゃん
登録番号2255
登録日:2010-07-15
何回か質問させていただき、先生たちの明快な回答を頂きますます自然に興味を持つようになりました。ありがとうございます。クスノキの落葉
5月から7月に落葉するクスノキですが、よく見ていると葉柄もいっしょに落ちていると思えるのですが、もしかして葉柄と思っているのは葉の一部なのか、などと考えてしまいます。
どう理解したらよいのでしょうか、お教えください。
くりちゃん様
みんなのひろばへのご質問ありがとうございました。くりちゃんが葉柄と思っているのは葉柄です。多くの場合、葉は葉身、葉柄、托葉の三つの部分から成り立っています。ですから、葉柄を葉の一部と考えるのは正しいのです。これまで、くりちゃんは葉身を葉だと思っておられたようですが、葉身も葉の一部ということになります。ただ、葉柄はすべての植物にあるのではなく、身近な例として、ナデシコやリンドウなどの葉には葉柄がありません。そういう葉は無柄葉と呼ばれています。ついでですが、托葉は葉の基部にあります。サクラやタチツボスミレなどには、ちょっと目立つ托葉がありますので観察して下さい。葉柄の付け根には離層という離れやすい層があるので、落葉の際には葉身は葉柄と一緒に落ちるのです。
みんなのひろばへのご質問ありがとうございました。くりちゃんが葉柄と思っているのは葉柄です。多くの場合、葉は葉身、葉柄、托葉の三つの部分から成り立っています。ですから、葉柄を葉の一部と考えるのは正しいのです。これまで、くりちゃんは葉身を葉だと思っておられたようですが、葉身も葉の一部ということになります。ただ、葉柄はすべての植物にあるのではなく、身近な例として、ナデシコやリンドウなどの葉には葉柄がありません。そういう葉は無柄葉と呼ばれています。ついでですが、托葉は葉の基部にあります。サクラやタチツボスミレなどには、ちょっと目立つ托葉がありますので観察して下さい。葉柄の付け根には離層という離れやすい層があるので、落葉の際には葉身は葉柄と一緒に落ちるのです。
JSPPサイエンスアドバイザー
柴岡 弘郎
回答日:2010-07-19
柴岡 弘郎
回答日:2010-07-19