一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

植物Q&A

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水揚げ方法の根拠

質問者:   一般   ぼん
登録番号2736   登録日:2012-08-21
いけばなを教えているものです。
花をいける際には、通常水切り(水の中で植物を切る)をして水揚げをします。
生徒より、
「なぜ水切りが必要なのか、そして、植物によっては様々な手法が使われますが、どんな科学的根拠があるのですか」という質問を受けました。

切り口を水切りしたり、叩いて潰したり、お湯につけたりなどは、水揚げがよいように施す処置は様々あります。
他の質問より、これらは、茎が空気に触れないようにして、さらに切り口付近の組織へ水が浸透しやすいようにするものと解りました。

その他、
アジサイにはミョウバンをつける、楓類には強いお酒をつける、笹竹やダンチクには酢をつけるなど、様々に伝え聞いたことを実際に行い、効果があると思いますが、
あくまで経験率でどのような根拠があってそれらの組合せになっているのか、
答える事が出来ませんでした。

アルコールや酸などをつけることで切り口付近の雑菌などをなくすためなのでしょうか。
個々の植物に関することになるのかもしれませんが、教えていただけないでしょうか。
ぼん様

ご質問ありがとうございます。みんなのひろばの「語句から検索する」で「水切り」といれていただくといくつかこれまでの質疑を見ることができます。これらをご参考になさって、さらにご質問があります場合は、改めて、ご登録お願いできますでしょうか。どうぞよろしくお願いします。
JSPP広報委員長
長谷部 光泰
回答日:2012-08-24