一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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ハオルチア属の光合成タイプ

質問者:   会社員   hawofun
登録番号2795   登録日:2012-12-03
趣味でハオルチア(主に玉扇)を栽培しています。効率よく肥培するために光合成のタイプが知りたいのですが、あまりメジャーな植物ではないため詳しい情報がなかなか見つかりません。わかる方がいらっしゃいましたら教えていただきたく存じます。よろしくお願いします。
hawofun さん

年末年始を挟んだため、回答が遅くなって申しわけございません。
私の文献調査によると、原産地である南アフリカの砂漠に成育するハオルチア(Haworthia)属の多肉植物(葉が多肉)の多くは、低温で乾燥した気候条件下では、夜間に気孔を開いて二酸化炭素のとり込みを行っているようです。ご存知のとうり、このタイプの植物の光合成は「CAM型光合成」と呼ばれています。日本の気候に順応している園芸植物の場合には、「CAM型」の光合成を行なっているのか、それとも、日中に気孔を開いて「C3型」の光合成を行なっているのかは、調べてみないと分かりません。
時間をかけて、不明確な回答になったことを重ねてお詫びします。
JSPPサイエンスアドバイザー
佐藤 公行
回答日:2013-01-17
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