一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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沈丁花について

質問者:   一般   chouette
登録番号2808   登録日:2012-12-23
お尋ねします。

10月に我が家の沈丁花をよく見たら、枝の途中に茶色のつぶつぶが
集まった状態のもの(塊の直径は5㎜くらい)があちこちについていました。
来春の花芽だと思っていたのですが、最近になって枝の先に花芽が
でき始めていますので花芽ではないようです。
そして今日見たつぶつぶは全体的に小さくなって枯れたような
感じになってきています。
このつぶつぶの正体を教えてください。

よろしくお願いいたします。
chouette様

ご返事がたいへん遅くなりまして失礼いたしました。写真をお送りいただきありがとうございます。

「茶色のぶつぶつ」はジンチョウゲの花の跡です。正確には、花の根元に付いていた茎(花梗と呼びます)です。ジンチョウゲは毎年1回、茎の先端部分に花を付けますので、「茶色のぶつぶつ」の間の部分が1年間に伸びた部分です。今年の春にジンチョウゲが咲いたら、花が散った跡どうなるかぜひ観察してみてください。それにしても、拡大して観察すると面白いですね。
JSPP広報委員長
長谷部 光泰
回答日:2013-01-17
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