一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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八重咲きのクチナシについて

質問者:   会社員   まな
登録番号2871   登録日:2013-06-03
こんにちは。
八重咲きクチナシの栽培を始めたばかりの初心者です。
八重咲きの品種には雄しべができないことを調べて知っていましたが、栽培しているクチナシの花に雄しべがありました。
一部が先祖返りしたようで、花弁が18枚、雄しべが6つあります。
雌しべに受粉していることも観察できます。
今回、このような花を初めて発見したのでとても興奮しています。

この花は結実する可能性はありますでしょうか?
あと、もし実がなり種をとることができたとして、その種からは八重咲きのクチナシが育つのでしょうか?

回答よろしくお願いします。
まな様

ご質問承りました。面白いものを見つけましたね。相当の観察眼と推察いたします。実は、八重咲きにはときどき雄しべや雌しべができることがあり、それらが受粉して種ができることがあります。いろいろな八重咲きの花で注意深く観察を続けてみて下さい。得られた種からは八重咲きが咲く可能性が高いのですが、種によって八重咲きの遺伝子が異なっている可能性もあるので一概には言えません。ぜひ試して見て下さい。
JSPP広報委員長
長谷部 光泰
回答日:2013-06-06
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