一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

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人工光源下でのトマト育苗

質問者:   自営業   ヤン チャンソク
登録番号3246   登録日:2015-03-27
現在、韓国で自分で使うために室内の人工光下(蛍光灯)でトマトの育苗をしています。しかし20日以上になると葉面からカルスが出てきて非常にみにくいし、枯れてしまうことになります。カルスというものは何で生じるのでしょうか?わけをわかるとなくすことも考えられるのですがいまだにわけはわかりません。推測することは自然とは異なった室内のいろんな環境条件によるものではないかということだけです。よろしくお願いします。
ヤン チャンソク 様

ご質問どうも有り難うございます。
カルスができる仕組みは、世界中の研究者が研究中で、未だに詳細なメカニズムは分かっていません。

傷害、ストレス、ホルモンバランス変化などが原因であることが多いです。

ヤンさんの栽培条件で、トマトの葉に傷がつくことはないと考えますと一番可能性が考えられることはストレスです。
室内の栽培環境がトマトにストレスを与えて、カルスが生じているのかもしれません。

ただ、どのようなメカニズムでストレスによってカルスができるか分かっていませんので、具体的な対策は立てられません。
トマトにストレスを与えないように栽培するしかないと思います。
JSPP広報委員長
松永 幸大
回答日:2015-03-27
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