沖田ななちゃん

しつもんコーナーへようこそ。かんげいいたします。
　ななちゃんはどの花がすきですか？　お花はどれもきれいだから、みんなすきかな。でも、かんがえてみると、どうしてお花はいろや、かたちや、大きさがいろいろとちがっっているのかふしぎですね。わたくしたちにんげんは、うつくしい花やめずらしい花をたのしみますが、花は人をたのしせるためにあるのではありません。「じゃ、なぜ？」とてもいいことにきがつきましたね。
まず、「花ってなにか」ということをせつめいしましょう。花は、しょくぶつがしそん（こどもたち）をのこすためのだいじなからだのいちぶです。つまり、「たね」ができるところです。
「たね」はどうやってできるかというと、花のうちがわにある「おしべ」にできる「かふん」が、やはりうちがわにある「めしべ」にくっついて、そして「めしべ」の下の方にある「しぼう」というばしょで、「たね」がつくられるのです。だから、しょくぶつにとって「たね」をぶじにつくることができるかどうかは、とてもとてもたいせつなことなのです。「かふん」は、もちろんじぶんのおなじ花の「おしべ」の「かふん」もつかいますが、ハチ、ハエ、チョウチョウ、カナブンなどなどのむしや、あるばあいにはとりが、ほかの花からからだにくっつけて、はこんでくれることがおおいのです。むしたちは花がつくる「みつ」をすいにやってきます。そのためには、これらのむしがちゃんときてくれるようにしなければいけません。だから、花はうつくしくしてむしをさそっているのです。
「花びら」ははそのためのやくわりをしています。かたちやいろのほかに、むしをさそうのはにおい（かおり）があります。

保護者の方へ：質問されたのが、幼稚園の年中組のお子さんだということですので、そのことを念頭に置いて回答を書きました。もしかしたら、文字も読めるのかなと思い仮名文にしました。もう少し詳しい説明は、例えば、登録番号1879,2524などを参照してください。それを読んでお子様への補足説明にしてください。