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白色の朝顔

質問者:   小学生   taiちゃん
登録番号4481   登録日:2019-07-18
庭に白色の朝顔が、咲いたので花で色水を作ってみました。
白色から、黄色の色水ができたので、クエン酸水と重曹水を加えてみました。重曹水では、変化がなく、クエン酸水では、黄色が薄くなりました。
黄色の色水の色素の正体は、何ですか?教えてください。
tai ちゃん

質問コーナーへようこそ。歓迎いたします。アサガオの花の色のことを調べているのですね。アサガオをふくめて、花の色についての質問はこれまでにもとてもたくさん来ています。このコーナーで調べてみましたか。「花の色」「アサガオ」などの言葉で検索(けんさく)してみてください。自分で実験をして何かを確かめようとするのはとても素晴らしいことです。ところでtaiちゃんがした実験ですが、花の色水はどうやって作ったのか、クエン酸水と重曹水を加えたのはどういう目的だったのか、クエン酸水と重曹水はどうやって作ったのか、その濃度はどれくらいだったか、などなど。くわしく書いていただくと良かったのですが、考えられることを書いてみます。
その前に、白色の花は白い色素があるためではないということは知っていましたか。もしまだでしたら、登録番号1130,1256,1625,1678,1727の質問と回答を読んでください。
さて、アサガオの花の色水を作るのは、多分花を切りきざむか、すりつぶすかして水を加えてしぼり取ったのではないでしょうか。黄色の液体が得られたということは、何か黄色を示す物質が入っているということですね。一般に白花やクリーム色の花にはフラボンあるいはフラボノールと呼ばれる物質が含まれていて、これらはほとんど無色かとても薄い黄色の物質です。いわゆるアルビノと呼ばれる白はこれらの黄色の物質を全く含んでいませんが、そういう花は珍しいようです。taiちゃんが使った白花のアサガオはどういうものかわかりませんが。もし、フラボンやフラボノールが含まれていたら、絞り取った液体は薄い黄色を示すかもしれません。そうだとすれば、一般にフラボン類は酸性にすると色が薄くなる傾向があり、アルカリ性にすると濃くなります。重曹水は弱アルカリ性ですので、濃度が薄ければ色水をアルカリ性に変えるほど強くなかったのかもしれませんね。濃い重曹水を使ってもう一度やってみてはどうですか。また、植物の体(組織)にはポリフェノールと呼ばれる仲間の物質がたくさん、何種類も含まれています。これらの物質は植物体の外に取り出すと、酸化されやすく、すぐに褐色の酸化物質に変わります。その量が少ないと黄色っぽく見えるでしょう。これらの物質が関係しているかもしれませんが、はっきりしたことはわかりません。

勝見 允行(JSPPサイエンスアドバイザー)
回答日:2019-07-22
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