質問者:
会社員
瀧口 路章
登録番号0777
登録日:2006-06-13
植物に関して専門的なことは勉強不足なので、ここで質問をしていいものか悩んだのですが、思いきってさせて頂きます。植物の分類について
植物の分類学上、植物は裸子植物と被子植物とに分かれていて、被子植物は単子葉と双子葉に、そして双子葉はさらに合弁花と離弁花に分かれていると。
そうすると植物の進化の流れから考えて、裸子植物は単子葉で合弁花になるのでしょうか?
そして被子植物単子葉類は合弁花を咲かせるものがほとんどなのでしょうか。
この2つについて質問したいのですが、解答を頂けないでしょうか。
瀧口 路章 さん:
登録番号0777にお答えいたします。
種子をつける植物は裸子植物、被子植物に分けることができます。同じ種子植物ですが、裸子植物は花びらを持たず、被子植物は花びらを持っています(二次的に花びらを失った被子植物もあります)。裸子植物のマツやイチョウを観察していただくと花びらが無いのがわかると思います。
被子植物はほとんどが2つの子葉を作りますので双子葉類です。単子葉類は双子葉類の中から進化してきました。双子葉、単子葉というのは被子植物の中の分類に使います。
双子葉類のほとんどのグループはサクラのように一つ一つの花びらが離れている離弁花をつけます。アサガオのように花びらがつながった合弁花類は離弁花類の中から進化してきました。離弁花、合弁花というのは双子葉類の中の分類に使います。
登録番号0777にお答えいたします。
種子をつける植物は裸子植物、被子植物に分けることができます。同じ種子植物ですが、裸子植物は花びらを持たず、被子植物は花びらを持っています(二次的に花びらを失った被子植物もあります)。裸子植物のマツやイチョウを観察していただくと花びらが無いのがわかると思います。
被子植物はほとんどが2つの子葉を作りますので双子葉類です。単子葉類は双子葉類の中から進化してきました。双子葉、単子葉というのは被子植物の中の分類に使います。
双子葉類のほとんどのグループはサクラのように一つ一つの花びらが離れている離弁花をつけます。アサガオのように花びらがつながった合弁花類は離弁花類の中から進化してきました。離弁花、合弁花というのは双子葉類の中の分類に使います。
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 生物進化研究部門
長谷部 光泰
回答日:2006-06-19
長谷部 光泰
回答日:2006-06-19