一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

高校生物解説書 付録ファイルのダウンロードページ

植物科学の最先端の研究者達によって執筆された高校生物解説書は、2014年に発行されました。本書は高校教育向けではありますが、研究者が重要であると考える概念が記載されており、大学生、大学院生や研究者にとっても有用な情報を含んでいると考えています。冊子体発行の際には、いくつかの動画および冊子体掲載図をCDに収録していました。今回の電子版発行にあたりまして、CDに収録されていた内容は、本ウェブページから自由にダウンロードして頂ける様にしました。本書は重要な概念の解説に重きを置いているため、発行より6年経った今も、ほぼそのまま用いることができます。しかし、発行以降に、研究の進展に伴って解釈が異なってきた内容もあります。販売している電子版の内容は冊子体と同じですが、研究の進展に伴って修正の必要が生じた図につきましては、解説とともに最新の知見に基づいた修正済みのものを以下に掲載しました。本ページに掲載した図や動画の著作権は著者にありますが、教育・研究には自由に広く利用していただければ幸いです(出版物等への無断転載はご遠慮ください)。

2020年6月
高校生物解説書電子版編集委員会(町田泰則、柿本辰男、岡田清孝、山本興太朗)

収録ファイル

1〜5章の図、ABCモデルの発展問題をまとめてダウンロード hs_seibutsu.zip
(47.79MB)
1章の図 Chapter1.ppt
(5.64MB)
2章の図 Chapter2.ppt
(13.44MB)
3章の図 Chapter3.ppt
(15.92MB)
4章の図 Chapter4.ppt
(9.39MB)
5章の図 Chapter5.ppt
(34.72MB)
ABCモデルの発展問題 実際の突然変異体の写真を見て、表現型を解釈してみましょう。 ABCmodel.pptx
(12.04MB)
動画2-1. トレニア胚珠を用いた花粉管の追跡実験 胚珠を遠ざけると花粉管は常に胚のうの先端を目指して伸長する.左上の数字は(分:秒)を表している。スケールバーは30µm。 2-1.mov ※
(17.62MB)
動画3-1.根の屈地性重力方向に向かって下方に成長していたシロイヌナズナの主根を、時間0で水平方向に向きを変えた後、根の成長方向が変化する様子を微分干渉顕微鏡付きの顕微鏡で撮影した。屈地性応答とともに、根端分裂組織の構造や根の成長の様子も観察できる。特に、伸長帯における細胞の伸長や成熟帯における根毛細胞の分化が明瞭に観察できる。 3-1.avi ※
(16.30MB)
動画3-2. 重力による平衡石であるアミロプラストの沈降ほぼ下方に成長していた主根を、根の先端を上側になる様に配置した直後からの根端の撮影。動画の最初と最後に,平衡石を*で示し,平衡石をもつ細胞の輪郭を赤線で囲っている.平衡石が先端側から基部側に移動していることに注目。 3-2.avi ※
(14.63MB)
動画3-3. シロイヌナズナの胚軸の屈地性上方に向かって成長していたシロイヌナズナの芽生え(暗所で栽培した3日齢のもの)を水平方向に倒した後、25時間にわたって芽生えが上方に屈曲する様子を撮影した。 3-3.avi ※
(3.64MB)
動画3-4.ツユクサの剥離表皮における気孔開口の様子ツユクサの葉より剥離した表皮を気孔開口を促進するカビ毒素フシコクシンを含む溶液に浸し、気孔が開口する様子を2.5時間撮影した。フシコクシンは、気孔孔辺細胞の細胞膜プロトンポンプを活性化することにより、気孔開口を促進する。 3-4.mp4 ※
(2.63MB)

※動画ファイルはすべてzip形式で保存しています。ダウンロード後に展開して再生してください。