一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists

日本植物生理学会 植物科学新技術ワーキンググループについて

 本ワーキンググループは、2004年に広報委員会の活動の一環として「GMO対応ワーキンググループ」として発足し、GMO作物を巡る国内外の情勢に対応するワーキンググループとして活動してきました。一方で、近年、ゲノム編集をはじめとする新しい植物育種技術が急速に発展し、さまざまな作物においても実用化が現実的なものとなりつつあります。このような状況を踏まえ、活動内容や学会内での位置づけを見直し、スピードも視点も異なる新たな活動を推進するため、2023年に名称を「植物科学新技術ワーキンググループ」と変更し、再始動しました。

 本ワーキンググループでは、ゲノム編集などの新しい植物育種技術の持つ社会的意義と役割について理解を深めていただくための活動を行っております。下記のサイトはその活動の一環であり、新育種技術に関するサイトをまとめたものです。一般の方が新育種技術に関する知識を深めたり、研究者や教育関係者が授業やセミナーの講義資料として活用したりすることが可能なものを紹介しています。

 植物科学系の学会の多様化と役割分担が進む中で、新しい育種技術や実用化、そして社会受容にどのように関わっていくのか、また、他のコミュニティとどう連携していくのかを、各人が見つめ直す良い機会になりますと幸いです。

植物科学新技術ワーキンググループ

学会活動