第62回日本植物生理学会年会(松江)は島根大学松江キャンパスでの開催を予定していましたが,新型コロナウイルス感染の状況が現在でも継続しているため,実地開催はとりやめ,オンライン開催に変更します.松江にお出でいただけないのは大変残念ですが,ご理解をいただきますようお願いをいたします.
オンライン開催への変更に伴い,ウェブサイトの参加のご案内を更新しました.
また,シンポジウムおよび関連集会の追加募集を2020年10月11日(日)までおこないます.詳細は参加のご案内をご覧下さい.締切までの期間が短く大変恐縮ですが,ぜひご応募ください.
(2020年9月25日)
新型コロナウイルス感染症拡大のため,今まで経験されたことがないような日々をお過ごしのことと思います.各種学会の活動につきましても,年会・大会の中止,延期,オンライン開催への変更など,大きな影響を受けています.第62回日本植物生理学会年会は下記のように松江での開催を予定していますが,社会状況によりオンライン開催となる可能性もあります.オンラインで開催の場合は,ただちに年会HPやメール等でお知らせいたします.ご理解をいただきますようお願いをいたします.どのような開催形態になりましても,年会が会員の皆さまの活発な研究交流の場となるよう年会委員会委員一同努めて参ります.
第62回日本植物生理学会年会は松江にて開催します.会期は2021年3月14日(日)から16日(火)までの3日間,会場は島根大学松江キャンパスです.島根大学の年会運営委員は7名と少数でございますが,山陰地域・中国地域学会員のご協力を賜りながら,参加者の皆様にご満足頂けるよう,精一杯,努力して準備を進めさせていただます.是非とも,ご来松くださいますようお願い申し上げます.
松江での開催は26年ぶりとなります。前回開催時(1995年開催第36回年会)のことを思い起こしますと年会の運営も研究発表の内容も大きく様変わりし,時代の進歩を感じずにはいられません.一方で,宍道湖や松江城など自然・旧跡は変わらぬ姿で皆さまをお迎えいたします.古き佇まいを残す松江の魅力もぜひこの機会にご堪能ください.
この年会では,大学院生・若い研究者,多様な研究領域からの参加者を増やし,植物科学,生命科学の新しい動きを知ることができる場にしたいと考えています.大学院生の就職活動に関連して企業・研究機関等を知っていただく企画を設け,また,留学生や外国からの研究者にとっても参加しやすい年会にしたいと考えています.将来の活躍が期待される高校生のポスター発表も行います.
日本の研究者から発信されます植物科学の成果は国際的にも高い評価を受け,多様な領域で世界をリードしています.日本植物生理学会のフラットな雰囲気とともに,意見交換,共同研究,研究協力,情報共有のしやすさも,発展し続ける日本の植物科学を支えていると感じています.研究展開のきっかけや実験上の困難を解決するヒントを得,新しい合理的な実験・解析手法を学び,論文作成前に研究者の意見を聞くなど,年会にはさまざまな役割と効果があります.皆様のご協力を得て,有意義な年会となりますよう努めます.様々なご意見もお寄せ頂けましたら幸いです.
松江年会の委員一同,多くの会員の皆様のご参加を心からお待ちしています.
第62回日本植物生理学会年会
年会委員長 中川 強