高校生のみなさまへ

日本植物生理学会では毎年3月に行われる年会で、高校生生物研究発表会を開催しています。

高校生生物研究発表会のお知らせ

2019年度年会 (名古屋:2019年3月)では会場の都合により高校生発表会は開催しません。
次回の高校生発表会は2020年度年会 (2020年3月ごろ) に開催する予定です。

研究発表要旨集

研究発表会の様子

2018年 札幌年会

今年度は12都道府県、17高校が集い、合計33演題の研究成果が発表されました。最優秀賞および優秀賞に選ばれた方々のコメントを紹介させて頂きます。

最優秀賞
「ユリの花粉管誘導Ⅱ ~誘導を無視して伸びる花粉管の謎~」

名古屋市立向陽高等学校

受賞コメント:一年間、ユリに向き合ってきた結果が認められて本当に
嬉しいです。高校や大学の先生方のおかげで、楽しく興味をもって
研究を行うことができました。ありがとうございました。

最優秀賞
「オジギソウが 「慣れる」 とは」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:植物生理やオジギソウに詳しい方、他の発表者から
指摘やアドバイスを頂くことができました。自分一人の視点からは
見えない改善点、着想へのヒントを得ることができました。

優秀賞
「カラスウリの種子のユニークな形態と生物学的意味の考察」

東京都立小石川中等教育学校

受賞コメント:今回の発表会では、様々な刺激を受けることが
できました。カラスウリの種子の研究は始まったばかりなので、
今後も研究に励み、いつかその形の意味を解明したいと思います。

優秀賞
「茎から簡単に離れ落ちる葉 ~セダムの葉の構造と増え方~」

法政大学女子高等学校,横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:他校との共同研究だったので、それぞれの研究
内容をまとめる作業が大変でした。セダムの面白さを伝えること
ができ、嬉しく思います。

優秀賞
「二種類の葉は生きるための鍵!?~ビカクシダの生きる工夫~」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:なかなか研究の成果が出ませんでしたが、多く
の人に助けてもらいながら発表することができ、賞も頂くことが
できました。ビカクシダを知ってもらえて嬉しかったです。

優秀賞
「ゼニゴケの再生能力」

東京大学教育学部附属中等教育学校

夏の暑さでコケが何度も死んでしまったりと大変なことが沢山ありま
したが、これまでの頑張りが評価され嬉しかったです。また、多くの
方々からアドバイスを頂き有意義な時間を過ごすことができました。

優秀賞
「高知県産しょうがでつくる和紙 「しょうがペーパー」」

高知工業高等専門学校

受賞コメント:優秀賞を頂き大変嬉しく思っております。他の研究を
聞き、今後の私たちの研究の参考となるとても良い機会になりました。
貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

優秀賞
「尾瀬国立公園大清水湿原の復元に向けて」

群馬県立尾瀬高等学校

受賞コメント:受賞をすると思っていなかったので驚きました。今回、
受賞したことを励みに今後は生態調査を行うなど大清水湿原での研究
活動を継続していきたいと思います。

奨励賞
「サボテンの水吸収の工夫」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

奨励賞
「粘菌は三次元迷路が解けるのか」

東京大学教育学部附属中等教育学校

奨励賞
「コンパニオンプランツがトマトに与える影響 ーラッカセイについてー」

大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎

奨励賞
「セイタカアワダチソウのコムギ芽生えに対するアレロパシー」

開智高等学校 (和歌山)

奨励賞
「電気がナメコの発生に及ぼす影響」

青森県立名久井農業高等学校

奨励賞
「自然界の薬剤耐性菌を探せ!!Ⅱ ~トンボの腸内細菌からの警告~」

北海道札幌旭丘高等学校

2017年 鹿児島年会

今年度は関東地方から奄美大島にいたる17都道府県,21高校が集い,合計32演題の研究成果が発表されました。最優秀賞に選ばれた方々のコメントを紹介させて頂きます。

表彰式の様子
最優秀賞
「キクの花弁培養」

長崎県立長崎南高等学校

受賞コメント:寒天培地が固まらなかったり、苦労はあったが
この経験を今後に活かしたい。

最優秀賞
「アブラナ科植物の化学生態」

大阪府立住吉高等学校

受賞コメント:昆虫の成育状況から実験ができないこともあり
大変でしたが、今後はさらに反復実験を行い、精度を高めたい。

最優秀賞
「ガマの葉の空洞は空気を地下に送るパイプライン
~温度変化ではなく光合成が空気を送り出す鍵?~」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:これまで頑張ってきた事が評価されて良かった。
今回足りないと感じた部分を実験で補いたい。

最優秀賞
「細胞が割れても生存できる
~巨大単細胞生物オオバロニアの生存するための工夫~」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:今回用いた植物の純粋な面白さが評価されて
良かった。

最優秀賞
「ウキクサの耐塩性」

鹿児島県立加世田高等学校

受賞コメント:小さい材料なので数えるのが大変であったり、
うまくいかないことも多々あったが良かった。質問に答えられ
なかったところを掘り下げたい。

2016年 盛岡年会

今年度の高校生生物研究発表会は、初めての試みとして、東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス委託事業)との共催で開催しました。青森県から熊本県まで24都府県、39校からの58題の発表がありました。最優秀賞に選ばれた方々のコメントを紹介させて頂きます。

表彰式の様子
最優秀賞
「種差海岸の環境がサクラソウ自生地に及ぼす影響」

青森県立名久井農業高等学校

受賞コメント:これからも(サクラソウ)の保全につとめて
いきたいです。

最優秀賞
「土の中に補虫器を持つ食虫植物ウサギゴケ」

横浜サイエンスフロンティア高校

受賞コメント:ウサギゴケの魅力が伝わったのが嬉しいです。今後の
研究では今回の経験を活かして頑張りたいです。

最優秀賞
「CO2をより多く吸収するのは天然林か人工林か?」

ノートルダム清心学園清心女子高等学校

受賞コメント:様々な意見を頂いたので次の研究へ活かして
いきたいです。

最優秀賞
「ショウジョウバカマの不定芽形成条件について」

新潟明訓高等学校

受賞コメント:今まで私の興味で頑張って研究してきましたが、
今回最優秀賞をいただき、他の方々と私の興味を共有することが出
来たと思います。今までよりさらに頑張って取り組んでいきたいです。

さらに兵庫県立加古川東高等学校による「レプリカ法による葉の成長メカニズムの研究」も最優秀賞に選ばれています。
2015年 東京年会

今年度は北海道から熊本県まで24都道府県,39高校が集い,合計69演題もの研究成果が発表されました。最優秀賞に選ばれた方々のコメントを紹介させて頂きます。

最優秀賞
「エチレンはどのようにカイワレダイコンの子葉をカールさせるのか
~細胞レベルのメカニズムを探る~」

茨城県立並木中等教育学校

受賞コメント:カイワレ大根を1000個体以上も観察して大変
だったが、子葉が曲がる新しいメカニズムを発見でき楽しかった。

最優秀賞
「光の波長が就眠運動に及ぼす影響」

ノートルダム清心学園 清心女子高等学校

受賞コメント:実験結果が得られない時は苦労したが、
実験の工程は全部楽しく、 今後はアクアポリン遺伝子を同定したい。

最優秀賞
「気孔開閉運動から見る植物の環境適応」

東京大学教育学部附属中等教育学校

受賞コメント:気孔開度の解析が膨大であり苦労したが、
得られた結果が仮説と一致した時は楽しかった。
今後もこの研究を発展させていきたい。

最優秀賞
「すごいぞ!オブツーサ!!~透明な細胞を持つ窓植物の戦略~」
「マメ科植物と共生する根粒菌、その実態を追う」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

受賞コメント:一つ一つの実験は工夫が必要で、時間もかかり
大変でしたが、電子顕微鏡で観察できたときはハッピーでした。

最優秀賞
「御所柿のおいしさの謎にせまる!」

奈良県立青翔高等学校

受賞コメント:仮説を立てて実験してもその通りに行かないことがたくさんあった。
でも、文献を調べたり班でディスカッションし続けたりすると新しい考察や疑問が出てきて、
次の実験をやるのがとても待ち遠しくなった。もっともっと先に進みたい。

2014年 富山年会
最優秀賞「相利共生を確かめたい ~根粒菌はマメ科植物との共生で利益を得るか~」

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

2013年 岡山年会
最優秀賞「茎頂培養によるエバヤマザクラのクローン増殖」

広島大学附属中・高等学校

2012年 京都年会
最優秀賞「アサガオの葉柄の屈性」

茨城県立日立第一高等学校

2010年 熊本年会
最優秀賞

ノートルダム清心学園清心女子高等学校
生命科学コース

最優秀賞

長崎県立長崎北陽台高等学校
理数科生物班

2009年 名古屋年会

名古屋年会4日目の公開講座でも高校生が研究成果を発表しました。

「花粉管伸長のしくみ」

名古屋市立向陽高等学校

2008年 札幌年会
2007年 松山年会
2006年 つくば年会
2005年 新潟年会

国際生物学オリンピックについて

第20回国際生物学オリンピックが2009年7月につくばで開催されます。詳しい情報は第20回国際生物学オリンピックつくば2009ホームページをご覧ください。