広告・出展等の募集
ご協力のお願い
残暑の候,貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は日本植物生理学会に格別のご支援、ご高配を頂き心よりお礼申し上げます。
この度、第67回日本植物生理学会年会を令和8年3月13日(金)から15日(日)の3日間、明治大学駿河台キャンパスにおいて開催することになりました。これまでの日本植物生理学会年会では当日参加を含めて1500名程程度の参加がありましたが、これまでの年会の経験から東京での開催の場合には参加者が2−300名程度増えることを想定しております。また、今回は3月16日に台湾の植物生理学会との合同シンポジウムが企画されており、日本植物生理学会年会にも台湾や米国などの海外の植物生理学の研究者や学生が200名程度参加することを見込んでおります。年会では口頭発表・ポスター発表ともにオンサイトでの発表を中心に、オンラインでも参加できるハイブリッド形式で開催する予定です。
日本植物生理学会は,理学、農学、薬学などの枠を超えた学際的な植物生理学の研究交流を目的として1959年4月に設立され、以来、常に時代の新しい流れを取り入れつつ発展してきました。植物生理学の研究は,現代社会が直面している最重要課題の一つである「食料・環境・エネルギー問題」の解決に向けて,基礎と応用の両面から社会に大きく貢献してきました。2021年度からの第6期科学技術・イノベーション基本計画(5カ年)においても,「様々な社会課題を解決するための研究開発・社会実装の推進と総合知の活用」として、バイオテクノロジー・AI技術・宇宙・環境エネルギー・食料・農林水産業が取り上げられており、植物科学のさらなる発展は、我が国の科学全体の最重要課題の一つです。また、昨今の温暖化に伴うイネをはじめとした農業生産への影響は社会全体の問題となっています。食料は植物によって生産され、植物の研究の社会的な意義はますます高まっております。このような背景から、植物生理学の研究領域には,公的機関や民間から多額の研究費が配分されており、研究者は日々研究に取り組んでおります。
本年会は,我が国の植物科学関係領域では最大規模の年会です。本年会の参加者は,全国の大学や各種研究機関に所属する植物科学の基礎研究者が中心でしたが、近年は民間企業等の応用分野の研究者も年々増加する傾向にあります。また、今年度は台湾との合同シンポジウムと連続して年会を開催することもあり、例年に増して外国人の参加が増えることも見込まれます。本年会にご協力頂くことにより、貴社の顧客拡大の絶好の機会を提供し、学会会員との交流を通して、貴社の新規製品の開発等にも繋がるものと考えております。
年会の開催は,本来ならば本会の予算と会員の参加費でまかなうべきでありますが,学会は学生などへの負担を増やさないために会費を低く抑えるなどしており、財政面は厳しく,学会員から徴収する参加費だけでは十分な年会運営が困難な状況にあります。昨今の厳しい社会情勢の折、金銭的なご援助をお願いいたしますことは誠に恐縮ではございますが、本学会の趣旨をご理解いただき、ご援助を賜りますよう心からお願い申し上げる次第です。
末筆ながら貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
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一般社団法人 日本植物生理学会 会長
経塚 淳子
(東北大学 大学院 生命科学研究科)
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第67回日本植物生理学会年会 年会委員長
藤原 徹
(東京大学 大学院 農学生命科学研究科)
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